【無料で読める】赤髪の白雪姫 感想【頑張り屋の少女と王子の成長記】あきづき空太

赤髪の白雪姫 1 (花とゆめコミックス)

作者  あきづき空太
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今回、紹介するのは、「赤髪の白雪姫」です。

美しい赤髪を持っているために、タンバルン国の王子から妾になるよう迫られた少女・白雪は、偶然出会った隣国の第二王子・ゼンに救われます。

互いに惹かれた2人が、未来に向かってひたむきに努力し、成長していくストーリーです。

「赤髪の白雪姫」はマンガParkで無料で読む事ができます。

 

「赤髪の白雪姫」のあらすじ

主人公は、まるで林檎のような美しい赤髪を持つ少女・白雪。

その噂を聞きつけたタンバルン国の王子は、白雪を愛玩道具にしようと企み、彼女に対して、自分の妾になるよう命じます。

しかし、気の強い白雪は命令を拒否。髪を切り捨て、逃亡を図るのです。

そんな彼女を救ったのが、隣国のクラリネス第二王子・ゼン。

ゼンは、白雪の心の強さに惹かれます。

また白雪も、ゼンの真っ直ぐな生き方に感銘を受け、彼の側にいたいと思います。

薬剤師である白雪は、自分の力でゼンの側にいる権利を勝ち取るために、宮廷薬剤師になりました。

宮廷薬剤師として働く白雪と、第二王子として奮闘するゼンの成長を描いたストーリーです。

 

勇ましく、芯の強い少女・白雪

主人公の白雪は、その鮮やかな赤髪ゆえに、タンバルン国の王子から狙われます。

しかし、白雪は気の強い女の子で、王子からの妾になれという命令にアッサリと背き、迷いなく髪を切り捨て逃亡するのです。

いいですね。可愛い顔してるのに、強くて逞しくて、自分の力で戦える、カッコイイ女の子です。

彼女が、「自分の運命は自分で切り拓く」という芯の強い女の子であることが、物語冒頭の逃亡劇で伝わってきます。

実際、白雪は隣国の第二王子・ゼンに救われ、互いに惹かれ合う関係になっても、

「ゼンの側に居られる身分は、自分で勝ち取るんだ」

と、ゼンに頼らず、ひたむきに努力するのです。

白雪が目指すのは、宮廷薬剤師。

彼女はもともと薬剤師なので、宮廷に出入りできる身分を手に入れるために、その道を目指すことにするわけですね。

ゼンにお願いしちゃえば、簡単に宮廷薬剤師になれるんですよ、きっと。

しかし白雪はそうしませんでした。

ゼンもまた、白雪の真っ直ぐな性格を理解しているから、

手を貸すことはせず、彼女を優しく見守るのです。

ゼンが白雪に惹かれたのは、この「芯の強さ」なんですよね。

赤髪のせいで、周囲から色眼鏡で見られてしまうことの多い白雪ですが、頑張り屋さんな内面が、とても魅力的な女の子なのです。

 

暖かく前向きな王子・ゼン

逃亡していた白雪を救うのが、隣国の第二王子・ゼンです。

白雪と森の中で出会うゼンの初登場シーンは、側近2人を従えていたにも関わらず緊張感が全く無くて、ただの悪ガキ3人組という感じでした(笑)

でもそういう、気どらない等身大のゼンが魅力的です。また、ゼンが白雪に言う数々のセリフが、前向きで優しくて、実にステキなのです。

特にロマンチックで印象的だったのは、白雪の逃亡のいきさつを聞いたときのセリフ。

「赤は運命の色。今は面倒でも、きっと何か良いものに繋がってるかも知れないぜ」

白雪の赤髪を肯定し、励ます名セリフ。

すっとぼけたように見えるゼンですが、その裏側は暖かくて前向きで、素敵な王子様です。

 

友情?それとも恋? 白雪とゼンの関係

ゼンと白雪は、初めて出会ったときから、惹かれ合っているように見えます。

2人とも「側に居たい」と思っているのは間違いないです。

ゼンは、「俺に出会ったことを運命と思って欲しい!」と、ストレートな愛情表現(?)をしていますし、白雪もまた、ゼンのいる場所に出入りできるように、宮廷薬剤師を目指すわけですから。

しかしそれが、互いに芯の強い性格であることからくる「同志」的な友情なのか、それとも、異性として互いを必要としているのかが微妙なところです。

ゼンの方は、白雪を女の子として好きな感じがしますが、白雪は純粋に、ゼンの人間性に惹かれて、まだ異性として意識はしていない気もします。

でも、その微妙な感じが、良い味出しています。

何だかプラトニックというか、とても爽やかで応援したくなる2人ですよ。

お互いを「高め合う」関係で、お互いを「奮い立たせる」勇気をくれる存在、という感じですね。

 

白雪とゼンの正念場。そこに居ることが相応しい人間だと示せるか?

白雪が晴れて宮廷薬剤師になれた後も、白雪とゼンは互いを思い合いながら、少しずつ成長していきます。

しかし2人の前に、強力な壁が立ちはだかるのです。

それが、ゼンの兄である、クラリネス国の第一王子・イザナです。

イザナは、聡明かつ冷酷な性格であり、国を治める見事や手腕を発揮しています。

それゆえゼンは、「兄の隣に立つに相応しい自分になりたい」と切磋琢磨しているのです。

イザナは、弟のゼンが入れ込む白雪を気に入らず、白雪に揺さぶりをかけてきます。

「お前は、ゼンの側に居るべき人間か?」と。立場をわきまえよ、と言いたいわけですね。

その評価を覆すには、白雪自身が己の「価値」を示し、認めさせるしかありませんね。

またゼンも、「成長」を示さねばならないのです。

そうしなければ、「珍しい赤髪の女に入れあげた馬鹿な王子」としか見られないのですから。

これからが、2人の正念場ですね。

白雪は「ゼンの側に居るべき人間」であることを、ゼンは「イザナの隣に立つに相応しい王子」に成長していることを、自分たちの力で、周りの人間に証明していかなくてはなりません。

イザナは、態度こそ厳しいのですが、ゼンのことを大切に思っているし、信頼しているんだと思います。

そして白雪のことも、大事な弟が惚れ込んだ娘ならば、きっと赤髪以外の「唯一無二な価値」があるのだろうと、信じていると思います。

ただ、それをきちんと対外的に示さなければいけないんだよ、と若い2人に教えてくれたのかな。

イザナの言葉により、白雪とゼンが、ますます成長に磨きをかけていくことが期待されますね。

 

「赤髪の白雪姫」の感想・ネタバレまとめ

頑張り屋さんな白雪と、彼女を見守りながら自分も成長していくゼン。

2人のひたむきな努力が実に爽やかで、読んでいて気持ちのいい作品です。

また、ゼンの白雪に対する愛情表現が、とっても素敵です。

白雪への信頼を言葉にして伝え、ぎゅっと抱きしめるゼンの姿には、キュンとすること間違いなし!

「天空の城ラピュタ」の、シータとパズーみたいな、「ただ互いを思い、信頼し、強くなれる」という、プラトニックな関係性に惹かれちゃう人には、特にオススメですね。

白雪とゼンの成長を、楽しく読み進められる作品です。

 

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