【無料で読める】青のオーケストラ 感想 【バイオリン少年の青春ストーリー】阿久井真

青のオーケストラ 1 (裏少年サンデーコミックス)

作者  阿久井 真
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今回、紹介するのは、「青のオーケストラ」です。

天才的なバイオリンの才能を持ちながら、父のせいでバイオリンから離れていた少年・青野一が、中学校の保健室でバイオリンの練習をしていた少女・秋音律子と出会い、もう一度バイオリンを手にするというストーリーです。

青のオーケストラは「マンガワン」で無料で読むことができます。

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「青のオーケストラ」のあらすじ

主人公の青野一は、中学生にしてバイオリンの才覚を表しながらも、バイオリニストだった父に関するトラウマのせいで、バイオリンから、そして音楽から遠ざかっていました。

しかし、担任教師・武田から、秋音律子に、「バイオリンを教えてやってくれ」と頼まれます。

こうして青野一は、再びバイオリンと向き合うことになったのです。

律子との出会いがきっかけで、彼のバイオリンとの時間が、もう一度動き出します。

音楽と青春が混じり合う、繊細でキラキラと輝くストーリー展開が楽しめます。

 

青野一がバイオリンから離れた訳

主人公のハジメは運動オンチで、体育の授業ではボールを顔面で受けて鼻血を出したりする、ダメダメな中学生です。

おまけに、進路に関しても無気力。

クラスでただ1人、進学したい高校さえ決まっていないという有様です。

しかし本当の彼は、バイオリンの才に恵まれ、バイオリンが、そして音楽が大好きな少年なのです。

ハジメは何故、バイオリンから手を離してしまったのか。

それは、バイオリニストだった父とのトラウマに起因します。

父はハジメにバイオリンの技術を叩き込んだ「恩師」ですが、「父」そして「夫」としては、ダメだったようですね。

父のワガママ・そして浮気などに耐えられなくなった母が、ハジメを連れて離婚したのです。

それに伴いハジメも、父を思い出すバイオリンを弾くことを辞めてしまったというわけです。

両親の離婚のせいで、子どもが自分の世界を閉ざしてしまう。

このエピソードは、「心が叫びたがってるんだ」を思い出します。ちなみに、同じ作者(阿久井真先生)ですね。

心が叫びたがってるんだ。 4 (裏少年サンデーコミックス)

 

思春期の子どもが、

「両親の不仲の犠牲になる」

「心に傷を負い、自分の殻に閉じこもる」

というのが、共通するポイントになっています。

ハジメは、胸に焼きついている父のバイオリンの音から逃れるように、バイオリンを弾くのを辞めています。

しかしそれと同時に、辞めたことで周りの人間に対して後ろめたい気持ちも持っているようです。

でも本当は、彼はバイオリンが大好きで、「また音楽をやりたい」という気持ちが、心の奥でくすぶっています。

ハジメが、「自分の殻」をどのように破ってくれるのか、楽しみですね。

 

真っ直ぐな少女・秋音律子

律子は、気が強くて一生懸命、とても真っ直ぐな女の子です。

律子とハジメの出会いのシーンは、保健室で律子がバイオリンを弾いていたとき。

楽器を構えている律子の姿が美しくて、本当にバイオリンの音が聴こえてきそうです。

まるで読者も同じ空間にいるかのような、素敵な1ページになっていますよ。

律子は保健室登校しながら、武田先生にバイオリンを習っていたのです。

何故、元気キャラの彼女が保健室登校かというと、イジメを受けていたハルを庇ったことで、律子がイジメの標的にされたから。

いかにも、真っ直ぐな律子らしい理由ですよね。

イジメにも負けずに、武田先生の母校であるオーケストラの名門・海幕高校に入学するためにバイオリンを習うところも、素晴らしい。

その前向きさ・自分で状況を打開していこうとする気概は、見習いたくなるカッコ良さです。

ハジメが、またバイオリンを手にするようになるのは、律子の一生懸命な姿に心を打たれるからですしね。

歯に衣着せぬ物言いに、時々ハジメがイラッとしていたりしますが、本当に応援したくなる素敵な女の子です。

 

王道な青春ストーリーが気持ちいい

心に傷を負った主人公ハジメが、元気な美少女・律子や、2人を暖かく見守る武田先生のおかげで、もう一度、大好きなバイオリンに向き合い、新しいステージに向かって歩き出す。

実に王道! 実に青春!

こういう、奇をてらわない真っ直ぐなストーリー展開って良いですね。

読んでいて気持ちがいいですし、素直にハジメたちを応援したくなります。

ハジメが律子にバイオリンを教えて、律子がハジメに勉強を教える。

この戦友な関係も、とっても素敵です。

その努力の甲斐あって、ハジメたちは晴れて武田先生の母校・海幕高校のオーケストラ部に入るわけですが、そこから部活に捧げていく青春が、キラキラ輝いています。

高校のオケ部から登場してくる、音楽の才に溢れた仲間たちとの触れ合いも良いし、律子がイジメから庇ったハルが絡んでくるなど、見事な王道展開を楽しめます。

 

漫画で音楽を感じられる名シーンが続出

今までは、ずっとソロでやってきたハジメに、仲間と奏でるハーモニーの素晴らしさを教えてくれるのが、海幕高校のオーケストラ部。

その演奏シーンは、まるで音を形にしたかのような大迫力!

「音」というのは目には見えないものですし、漫画は音を持ちません。

しかしこの作品は、迫力のある線の使い方だとか、キャラクターの演奏に集中する表情、柔らかで繊細な描写などで、実際に「音楽」を感じられるようなシーンを作り出しています。

演奏が始まる瞬間の緊張感や、バイオリンの美しい音色、他の楽器との重厚なハーモニーを、リアリティを持って描かれているのが魅力ですよ。

例えば、「四月は君の嘘」とか、少し古いですが、「のだめカンタービレ」などに似ていると思います。

  • 四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)
  • のだめカンタービレ(25) <完> (KC KISS)

 

「登場人物の心の通い合い」と、「丁寧で繊細な音楽描写」が素晴らしい作品です。

 

「青のオーケストラ」の感想・ネタバレまとめ

王道を行く青春ストーリーと、まるで音が聴こえてきそうな素晴らしい音楽描写が魅力の作品です。

「音楽を通した心の通い合い」が大好きな人には特にオススメです。

音楽にそこまで興味が無いという人でも、分かりやすい青春ストーリーですので、

物語に入り込んで楽しむことができますよ。

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