ベルサイユのバラが好きな人にオススメの少女漫画5選

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天は赤い河のほとり(1) (フラワーコミックス)

今回、ご紹介するのは“ベルばら”好きの女子におススメの、ドラマチックな少女漫画5選です。

波乱万丈な展開に、スケールの大きな世界観。そして、主人公を取り巻く魅力的な男性陣など、女子ならば誰でも胸がキュンとすること間違いなしの作品ばかりです。

歴史に翻弄されながらも、鮮やかで美しい主人公には、本当に惚れ惚れとしてしまいます。

「オルフェウスの窓」池田理代子

“ベルばら”原作者の、池田理代子先生の作品です。

“ベルばら”を書かれた時期とあまり離れていないので、作画が本当に“ベルばら”とそっくりで、もちろん、登場人物は全く違うキャラクターなのですが、思わず勘違いしてしまいそうな程。ですので、“ベルばら”の絵の美しさや世界観は、ほとんどそのまま引き継がれていますので、同じ雰囲気を味わいたい人には打って受けの作品です。

しかも、主人公は“オスカル”同様に男装の麗人でして、女性であることを偽り、男性として生活をする設定も酷似しています。ただし、オスカルの場合と違って、本当に女性であることを隠している点や、本心では女子として生きたい、と思っている性格などは、かなり違っていますが。

“ベルばら”の舞台はフランスですが、“オルフェウスの窓”はロシアです。今回は、フランス革命ではなく、ロシア命に翻弄されていく主人公です。もちろん、“アンドレ”や“フェルゼン”に匹敵するような、イケメン男性“クラウス”と“イザーク”も登場します。

ドラマチックな恋の展開も楽しめる上に、主人公の“ユリウス”が男と偽っているので、微妙にボーイズラブの雰囲気も楽しめるのも、女子のツボをくすぐる要素になっています。

 

「サラディナーサ」河惣益巳

河惣先生も池田先生同様、ドラマチックかつ歴史をモチーフにした作品を、数々発表されています。どの作品もクオリティーが高く、常に一定の人気があるので、息の長い作家のお一人です。

“サラディナーサ”の主な舞台は、フェリペ2世が治世する、黄金期を迎えていた時代のスペインです。これに、独立を狙うネーデルランドや、新興国のイングランドも、途中から加わって舞台はさらに広がっていきます。

主人公のサラディナーサは、フロンテーラ一族の惣領姫で、女性でありながら、天才的な指揮能力や海戦術を持ち、父親であるレオンの死後、フロンテーラを率いる惣領になります。しかも能力だけでなく、母親譲りに美貌も兼ね添慣れていて、どこから見ても完璧な美少女。男性なら、誰でも見とれてしまうような完璧な女性で、本当に惚れ惚れしてしまいます。

しかも、本人は至ってその辺りのことには無頓着で、自分のことを成り上がりの海賊だと思っているので、鼻にかけている風は微塵もないし、女性らしくあることにはまるで興味がないのが、また素敵です。でも、渋々ながらドレスを着て盛装をすれば、誰よりも美しかったりするのです。

サラディナーサを取り巻くイケメン男性の主軸は、フェリペ王の異母弟のドン・ファン(レーヴェ)とイングランド海賊のマシューです。サーラは金髪、ドン・ファンはプラチナブロンド、マシューは漆黒の黒髪と、本当に絵になる3人です。貴族的で儚げな印象のドン・ファンが、私的には特に素敵でお気に入りだったりします。

そして、サーラの父親であるレオンも、かなりのイケメンで、若くして結婚した為、二人が並ぶと、どうみても親子には見えません。おかげで、サーラもレオンも、どちらもちょっと危ない位にお互いが大好きだったりするので、そんな二人の関係も微妙に萌えてしまったりして、美味しいポイントになっています。

 

「天は赤い河のほとり」篠原千絵

小学館漫画賞も受賞した、大ヒット漫画で、最終巻の後にファンブックが出されたり、外伝小説が刊行されていたりもしています。

日本の普通中学生である主人公のユーリが、ある日突然、水たまりの中に引き込まれてしまうことから物語は始まります。そして、たどり着いた先は、なんと紀元前のヒッタイトでした。そのヒッタイトとエジプトが、主な舞台になります。

普通の少女が、ちょっとしたきっかけから皇子カイルの形ばかりの側室になります。しかし、これが運命的な出会いでして、二人はお互いに強く惹かれ合うようになり、悩んだ末にユーリは日本に帰らない決断をし、カイルもまた、ユーリを側室ではなく皇妃にすることに全力を注ぐようになります。

年齢も若く、ショートヘアで男っぽい容姿のユーリは、恋愛にはどちらかというと鈍感で、性格もサバサバしています。元々、運動神経が良かったことから、剣術や馬術を習得し、少女でありながらもその才能から、次第に戦女神(イシュタル)と呼ばれるようになります。

また、ユーリ自身も、自分に後ろ盾がないことから、皇妃になる為には、その才覚で認めさせるしかないことを十分に承知していて、何度も戦場に赴き、カイルの足で待鳥にならないように頑張る、健気な少女です。でも、宴などで着飾ると美少女だったりするのです。

一方のカイルも、かなりのイケメンでして、一見すると常に冷静沈着で、人にも物にもあまり執着しないタイプに見えますが、ユーリに関しては別人のように豹変します。常にクールなカイルが、ユーリに関してだけは嫉妬むき出しになる姿は、女子ならば、誰もが憧れるシーン間違いなしです。

同じく、ユーリを深く愛するのが、敵対するエジプトの名将軍ラムセスです。こちらは、カイルとはまるで違って、常に積極的かつ情熱的にユーリに猛アピールします。でも、決して粗野で荒々しい風でもなく、蜂蜜色の肌に金髪、右は金色で、左はセピアのオッドアイは、優美で貴族的です。

そんな二人に熱愛されるユーリと、カイルのヒッタイト王への即位や、エジプトとの敵対関係、ラムセスとの絡みなど、ドラマチックにお話は展開していきます。

個人的には、もちろん、ユーリとカイルのラブラブシーンが読んでいて一押しですが、ラムセスが傷ついたユーリを、エジプトへ連れ帰る下りのお話がもっとも萌えました。

 

「王家の紋章」細川智栄子

コミックス60巻突破で、現在も連載中の超有名少女漫画。現代と古代のエジプト舞台にした、壮大なスケールの歴史ファンタジーコミックです。

アメリカ人で、考古学が大好きな少女キャロルが、古代ファラオの墓を掘り起こしたことが原因で、古代エジプトにタイムスリップしてしまったことから、物語が始まります。

古代エジプト人では、キャロルのような白い肌、金髪、ブルーの瞳の容姿は、特異な存在であり、その元来の美しさや知性、優しい性格から、次第に“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれるようになります。

とにかく、キャロルがモテモテで、エジプト王のメンフィスはもちろんのこと、出会う王子や王から、求愛されまくりなのが読んでいて楽しいし、女子から見たら萌えてしまうこと間違いなしです。

また、この作品の面白い所は、キャロルに生死を関わるような事件が起きたり危機が迫ると、ナイル川を通して、古代から現代に行き来してしまうこと。

もちろん、計画的に計ってそうなる訳ではないのですが、古代から現代に戻ると、キャロルが都合よく記憶喪失になっていたりして、まさに少女漫画的な展開なのですが、それもまた楽しかったりします。

そして、現代でも、キャロルは相変わらずモテモテで、求婚されたりしていまうのが、また美味しかったりするのです。

メンフィスも、もちろん魅力的な男性に違いありませんが、準主役とも言える、ヒッタイトのイズミル王子の存在も見逃すことが出来ません。

聡明な容姿端麗、武術にも優れた、メンフィスの永遠のライバル的な存在です。

ことある事にキャロルを攫って、無理矢理結婚しようとする執着と情愛だけでなく、自らの犠牲も顧みずに、キャロル一筋を愛するシーンは、本当にキュンキュンしてしまいます。

むしろ、メンフィスではなくて、イズミル王子方がいいのでは?と、思ってしまう程です。

 

「円舞曲は白いドレスで」さいとうちほ

1930年代の日本、上海が主な舞台。

洋服屋の娘であり、洋裁が大好きな少女“湖都”が、物語の主人公。ドレスが、まだ世の中では珍しい時代で、街には華族や軍人が闊歩するような背景の中、自らがデザイした白いドレスで、初めてのワルツを愛する男性と踊るのが、湖都のささやかな夢だったりします。

しかし、湖都にはすでに婚約者がいて、男爵家の将臣との結婚が決まっている身では、本当に夢に過ぎないことを自覚もしていたし、諦めていたりもする湖都でした。

そんな中、父親はインド総督、母親はインド王族の末裔であるサジットと出会い、しかも湖都の夢だった、自らデザインしたドレスを着て、ワルツを彼と踊ることになります。お互いに惹かれ合った二人は、なんと上海に駆け落ちをします。

束の間の楽しい時期を過ごすけれど、結局、サジットはインド独立への道を進むことを、その生い立ちから余儀なくされてしまいます。一方の将臣も、軍部の意向で、インド独立を支援する立場に身を投じることになります。

ある意味、外国人的な容姿や性格のサジットと、いかにも軍人気質で怜悧な将臣、二人に愛される湖都が物語の中軸です。

インドのアジアンな魅力にあふれるサジットと、ストイックな将臣の、まったく違った湖都への愛し方がどちらも素敵。

また、どちらとも、ちゃんと恋愛関係になるので、それがまた嬉しかったりします。でも、残念なことに、どちからも湖都より先に若くして亡くなってしまうのですが。

タイトル通り、素敵なドレスや着飾ったシーンが多いのも、女性的には大きな魅力です。特に、湖都の着るドレスはどれも素敵で、実際にあったら…買いたくなってしまいそうです。

 

まとめ

どれもおススメで、失敗なしの作品です。

国や時代背景など、シチュエーションは様々ですので、お好みのものを選んでみて下さい。

ちょっと現実離れした、いわゆる少女漫画らしい作品がお好みでしたら、「天は赤い河のほとり」と「王家の紋章」が特におススメです。

 

別の読者からも、おすすめ5選を頂きました。

テディベア/あしべゆうほ

「悪魔の花嫁」で大ヒットを飛ばしたあしべゆうほさんですが、「テディベア」もオススメです。

舞台はオーストリアのチロル地方です。アメリカから静養しにやってきた少年アーロ。

アーロは利発は男の子ですが、病弱な為に友達がいません。

友達はぬいぐるみのテディベアとお世話係の男性エドです。

アーロはテディベアが本当に動くと信じています。

アーロの母親はそんなアーロを精神的に受け止めきれなくなりチロルで静養させるのです。

病弱で友達がいなかったらテディベアが動くと信じていても仕方ない様な気がしますが毎日おかしな事を言う息子の未来を悲観してしまったのでしょう。

しかし、思い切ってチロルで生活したおかげで友達も出来て最後にはテディベアから卒業出来ます。

お金持ちの病弱な少年ならではの繊細さが魅力なアーロです。アーロが大人になって行くのがなんとなく寂しく感じます。

リボンの騎士/手塚治虫

サファイアはサファイア国の王女様です。しかし、天使チンクのイタズラにより女の子と男の子の二つの心をもって産まれてしまいました。

男の子なら王位を継承できるので王子として育てられます。

この性的マイノリティーな設定は当時は斬新だったはずです。医学の専門知識がある手塚治虫先生ならでは思いついた内容ですね。

サファイアは、徐々に女の子の心を取り戻してフランツ王子に恋をします。

最後は本当の女の子になってフランス王子と結婚します。

イタズラ天使のチンクは、恋のキューピットの天使となりました。

手塚治虫先生の描く女の子は女優の波瑠さんに似ている気がします。実写化をするなら波瑠さんで見てみたいです。

伯爵令嬢/細川智栄子

19世紀末のフランスが舞台です。

孤児院で育ったコリンヌは、実はさらわれた伯爵令嬢だったのです。

15年の歳月をかけて伯爵家がコリンヌを見つけだしました。

現在ならすぐに探し出せそうですが何しろ19世紀末ですから、この時代のせいでコリンヌは悲劇に見舞われます。

伯爵家へ引き取られる道中の船の事故でスリのアンナに海に突き落とされアンナがコリンヌに成り済まして伯爵家に引き取られます。

コリンヌは一命を取り留めますが記憶喪失になります。

一番の見所は、アンナは伯爵家でママにとても可愛がられますが、ママがコリンヌと出会い仲良くなるとコリンヌに血のつながりのような何かを感じます。

そしてアンナが成り済ましている事に気がつきます。

アンナはやっと手に入れた幸せを逃したくない為に大好きなママを泣く泣く殺してしまいます。

するとママの幽霊がコリンヌの元に向かうのですが、このシーンが泣けます。

アンナとコリンヌは顔立ちが全然違うのでもっと早くに気づいていたらと悔しい思いが溢れます。コリンヌはママそっくりなのですから。

キャンディキャンディ/絵いがらしゆみこ 作水木杏子

20世紀初頭のアメリカ中西部とイギリスが舞台の作品です。

孤児院で育った明るく前向きでおっちょこちょいなキャンディが主人公です。

キャンディは、ラガン家に引き取られ幸せに暮らす事を夢見ていましたが、実際は使用人の様な扱いを受けます。

それを見かねたウィリアム大おじさまが養女にしてくれます。

ウィリアム大おじさまは、キャンディのあしながおじさんのような存在で姿を見せずにキャンディを導いてくれます。

キャンディは、男運が無く初恋の王子様アンソニーと両想いですが、アンソニーは落馬し死亡します。

年頃になってから出逢った女優の息子テリィとも両想いですが、テリィのせいで足を失ったスザナを見捨てる事が出来ずにキャンディとは悲しいお別れをします。

恋ではないですが、困った時にいつも助けてくれる少し歳上のアルバートさんがキャンディの心のよりどころでした。

最後の最後でアルバートさんが実はウィリアム大おじさまだとわかります。

キャンディとウィリアム大おじさまは幸せに暮らしますと言ったラストでした。

紆余曲折すぎるキャンディの人生ですが、晩年は幸せになって欲しいです。

のだめカンタービレ/二ノ宮知子

日本の音楽大学時代も面白いのですが、のだめと千秋先輩がフランスに留学して、お互い夢の為に切磋琢磨しながら愛を育むヨーロッパ編がさらに面白いです。

基本はコメディですが、音楽の歴史も学べますし、演奏旅行でヨーロッパを巡るので地理にも詳しくなれます。

フランスの景色や料理も楽しめます。漫画なのにクラッシック音楽が聞こえてくるような本格クラッシックラブコメです。

楽しくピアノを弾きたいだけののだめに周りが期待し過ぎてピアノから逃げたり向きあったりと一流の人の葛藤を面白可笑しく描いています。

まとめ

リボンの騎士はファンタジーですが、他の漫画はヨーロッパを舞台にした漫画を集めてみました。

とくに伯爵令嬢はオススメです。

コリンヌの可愛らしさと伯爵家の優雅さがあまりにも普段の生活とかけ離れていて現実を忘れさせてくれます。

他の漫画も外国の文化を味わえるものばかりです。

 

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