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【無料で読める】ブラックジャック 感想・ネタバレ【人間という存在の意義を医者を通じて映し出した名作】手塚治虫

更新日:

ブラック・ジャック 1

今回、紹介するのは手塚治虫先生の名作「ブラックジャック」です。

超一流の腕を持って治療を施し、莫大な報酬を受け取る天才外科医・ブラックジャックの物語。しかし彼は、医師免許を持っていないのです。

ブラックジャックは、小学館の公式アプリ「マンガワン」で無料で読む事ができます。

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「ブラックジャック」のあらすじ

医師免許を持たない天才外科医・ブラックジャックが関わった、様々な患者の記録。

そしてブラックジャックが、彼の奥さんを自称する少女・ピノコに語る、

彼自身の過去のエピソードなどが綴られています。

一つひとつの物語の中に、人間の持つ、

「自分の大切な人を救いたい」

という深い愛情と、

「そのためならば他の人間など、どうなったっていい」

という醜悪な欲望の両面が映し出されます。

善悪とは?

人の命とは?

物語自体は、一話完結方式で淡々と描かれているため、

自分なりの答えを導き出すために、読者は深く考えさせられる作品になっています。

 

ブラックジャックの「美学」

ブラックジャックは、天才的な技術を持って外科手術を行う男で、「彼に治せぬものはない」と評されるほどの腕前。

医師免許を持たず、莫大な料金を請求するにも関わらず、彼に大金を積んで手術を依頼する人間が、世界中にいるのです。

彼が医師免許を取得しない理由は、

「医師連盟が決めた料金なんてバカバカしい」

「ワクにハマった医者になりたくない」

と語っています。

ブラックジャックは、普通の医者ではなく、正義でもありません。

ただ彼は、自身の美学に従って患者の治療にあたっているのです。

彼の美学に反する場合は、どんなに大金を積まれようと、それこそ医師免許を差し出されようとも、治療にはあたりません。

反対に、ブラックジャック自身が「患者を助けたい」と考えた場合は、金銭を要求しないことすらあります。

情に厚い一面を見せることも度々あり、ブラックジャックは、意外と人間臭い男なのです。

 

ブラックジャックの「友だち」

ブラックジャックがピノコに話して聞かせた過去のエピソードの中に、彼の「友だち」の話があります。

ブラックジャックが海辺の家に住んでいた頃の話です。

ブラックジャックが入江を歩いていると、怪我をしたシャチを見つけました。

ブラックジャックは、シャチに手当てを施し、「今回は料金を取らないが、次は貰うよ」と冗談を言います。

2、3日後、回復したシャチは、口に咥えてきた真珠をブラックジャックに渡しました。

それから、ブラックジャックとシャチとの心の交流が始まります。

ブラックジャックは、シャチに「トリトン」と名をつけ、カルテまで作りました。

孤独に苛まれていたブラックジャックが、シャチとの友情によって、笑顔を取り戻すシーンは、とても微笑ましく、

彼の人間らしい一面を見ることができます。

シャチは頻繁に怪我をして、入江に来ました。

ブラックジャックは怪我の手当てをし、シャチはそのお礼に、真珠を彼に渡します。

ある日、ブラックジャックは町の食堂で、漁師たちの会話を耳にしました。

「漁場荒らしをするシャチがいる」

「シャチが包帯を巻いているのを見た」と。

それがトリトンであると悟ったブラックジャックは、2度と漁場にも、入江にも来るなと、別れを告げます。

漁場荒らしをして、人びとの生活を脅かしている以上、もう会うことはできない。

それにこのままでは、トリトンは漁師たちに殺されてしまう。

そう思い、心を鬼にして別れを告げるブラックジャックの心情に、胸が締め付けられます。

それからひと月後、ブラックジャックの願いも虚しく、シャチが再び事件を起こしました。

船を襲い、子どもを3人も殺したのです。

怒り狂った漁師たちが、シャチを半死半生まで追い詰めたというニュースが、ブラックジャックの耳にも届きました。

どうか居ませんように、と祈りながら、

ブラックジャックは、かつてトリトンと交流した入江に向かいます。

しかし、トリトンは血まみれでそこに居ました。口には真珠を持って。

「もう治せないんだ」

そう言って、ブラックジャックはその場を離れます。

漁場荒らしをしていた上に、子どもまで殺めてしまったシャチです。

いくら友情を温めた間柄でも、助けるわけにはいきません。

翌日も、その翌日も、新しく真珠を持って、トリトンは入江にやって来ました。

友だちが死にゆくのを、見て見ぬふりするしかないブラックジャック。

数日後、ついにトリトンは息絶えました。

受け取ることのできなかったお礼の真珠が、虚しくその遺体を囲んでいました。

孤独なブラックジャックが、せっかくできた友だちを喪うという、悲しいエピソードなのですが、

「話はそれだけだ」

と、淡々と言うブラックジャックに対し、

「先生、いまは ひとりぼっちじゃないわよね」

そう言って寄り添うピノコと一緒に歩き出す後ろ姿。

これが最後のシーンであることに、ひと筋の救いを見出せます。

 

ブラックジャックの「恩師」

印象的なエピソードの中に、かつて瀕死のブラックジャックを手術し、一命を取り留めさせた恩師との話があります。

ある日、ブラックジャックの元に不思議な小包が届きます。

中身は、石の中に入ったメスでした。

差出人のイニシャル「J.H」を見て、ブラックジャックはある人に思い当たります。

本間丈太郎。

かつてブラックジャックの命を救った外科医で、ブラックジャックに医者になることを決意させた恩師でした。

唯一、尊敬する人なのだとブラックジャックは言います。

さっそくブラックジャックが会いに行くと、本間先生は老衰のため、死に瀕していました。

病院を勧めるブラックジャックに対し、本間先生は、「老衰は治せないよ」と答えます。

そしてブラックジャックが、送られたメスについて問いかけると、

「君の手術で、重大なミスをした」

と先生が告白するのです。

「先生ともあろう人がミスをするなんて信じられない」

というブラックジャックに対し、

本間先生は、

「人間は神ではない。まして自分は天才でも何でもない」

と、驚くべき懺悔を始めました。

子どものころのブラックジャックを救う手術の際に、自分は、メスを体に置き忘れるという医療ミスをしたのだと。

ブラックジャックに送ったメスは、体内に置き忘れてしまっていたものなのだと。

本間先生は術後、医療ミスに気づいたものの、

ミスが表沙汰になるのを恐れ、そのままブラックジャックを退院させてしまいました。

本間先生が勇気を出して、ブラックジャックに再手術し、メスを取り出せたのは、最初の手術から実に7年もの月日が経っていたのです。

ブラックジャックの体から取り出したメスは、石に覆われていました。

石の正体は、カルシウム。

ブラックジャックの体からカルシウムが溶け出し、メスを覆ってくれたために、

メスは内臓に刺さることなく、再手術されるまで無事に生きていたのです。

「人間の体は不思議でいっぱい。どんな医学も、生命の不思議には敵わない」

そう言って、本間先生は意識を失います。

脳出血が起こったことを悟り、ブラックジャックは先生を救おうと手術を行います。

しかし、手術は成功したにも関わらず、本間先生は息を引き取りました。

(そんなはずはない。自分はミスをしなかった。それなのに、何故)

悲しみに顔をうずめるブラックジャックに、

本間先生の声が優しく語りかけるのです。

「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいと思わんかね…」と。

医者は、神ではない。

医者は、万能ではない。

ミスをすることもあるし、どんな高度な技術を持ってしても、救えない命もある。

医者という、人間の職業の限界を突きつける強烈なエピソードであり、

本間先生という人が、ブラックジャックの美学に多大な影響を及ぼしているであろうことが想像できるお話です。

 

「ブラックジャック」の感想・ネタバレまとめ

ブラックジャックを知らない人や、アニメしか観たことがないという人、若い世代にぜひ読んでほしいです。

本作品では様々な外国人も登場し、その表現の中で、人種差別を助長するのではないかと言う意見が一部で出たこともあるようですが、きちんと読めば、本作品にそのような意図がないことは分かります。

人種は関係ない、人間の持つ、愛情や無慈悲。運命の残酷さ。

命の尊さ。そして、人の無力さなど、ブラックジャックが伝えてくるたくさんのメッセージを、素直な心で読んで、受け取ってほしいです。

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