【無料で読める】ぶっきんぐ!! 感想・ネタバレ 【潰れゆく小型書店の行く末は?】マンガワン

9月 4, 2017

今回紹介する「ぶっきんぐ!!」は、錆びれた老舗小型書店で働く書店員さんのお話。

お店を「町一番の本屋さん」にしようと試行錯誤、奮闘するストーリーです。

ドラマ化されそうなくらい面白いので、マンガワンの中でもおすすめの1作です。

「ぶっきんぐ!!」は、スマホアプリ「マンガワン」で無料で読む事ができますよ。

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ぶっきんぐ!!あらすじ

元美大生で、絶賛無職中の大國かの子。芸術家として生きる夢を追い続けていましたが、周りから見れば実態は単なるプー太郎。

ライブペインティングの最中に美大時代の友人に出会い、現状に対して厳しい叱責を受けます。

すっかり人生の迷路にはまり込んでしまったかの子…

そんな時、シャーペンの芯を買いに立ち寄った小さな本屋さんで、万引きの瞬間を目撃してしまいます。

「時代遅れ」の自分と書店を重ねて、酷く憤慨したかの子は万引き犯を必死で追いかけて、警察に突き出すことに成功。

しかし肝心の書店の店長は万引きに対しても販売に対してもやる気はゼロ。

それに対して勢いで「私が変えてみせる!」と断言してしまったかの子は、なんだかんだで書店員として働くことになったのです。

 

小さな町の本屋さん

「ぶっきんぐ!!」は、小さな町の本屋さんである「光林堂書店」が舞台となっているお話です。

小型書店は減り続け、本屋さん自体がない町もあると言われる近年、かく言う私も「町の本屋さん」を知らない人間…。

そういった小型書店が存在するという知識はありましたが、実際に自分が見たりしたことはないので、この「ぶっきんぐ!!」という作品を新鮮な気持ちで読むことができています。

小型書店が置かれている現状(お話の舞台は2006年ですが)などを詳しく知ることができ、とても勉強になります。

作中ではかの子が様々な方法で本の売り上げを伸ばしていますが、きっとこれは実際に行われてきた方法なんでしょうね。

お話自体はフィクションですが、現実の流れに則った内容になっているので、リアリティがあって面白いです。

実際には物語のように上手くいかないことも多いのでしょうけどね。

 

かの子の進む道

芸術家を目指す道中で、人生の迷路に嵌まってしまったかの子。

書店員として働き始めて、自分がやりたかったことは、芸術家という道でなくても叶えられることに気付いていきます。

作中ではまだ「こういう道もあるんだ」ということに気付いた程度で、芸術家の夢を諦めたわけではないようですが…。

今の時代、誰もが自分がなりたかった職業に就けるわけではありません。

しかし、例え全然関係のない仕事だと思っていても、意外なところでやりがいを感じたり能力を発揮したりすることはできる、ということを教えられたような気がします。

夢へ一直線に向かうのが悪いわけではないですが、様々な選択や楽しみ方ができたほうが、人生の迷路に迷わないのではないでしょうか。

「芸術家」と「書店員」という全く別の道の中にも共通点があったのですから、夢破れて腐っている人には、ぜひこの作品を読んでもらいたいです。

 

大型書店やネット通販には無い魅力

私は今まで、前述したように「小さな町の本屋さん」というものに出会った経験がありません。

当然、何か本を買う時には有名な大型書店やネット通販でばかり購入していました。

しかしこの作品を読んで、「町の本屋さん」というものに行ってみたくなりました。

かの子が来る前の光林堂書店のような、やる気のないお店はご遠慮したいですが…かの子のような店員さんが盛り上げてくれる面白いお店ならぜひ行ってみたいです。

特に、ワイヤーで作ったかわいいしおりプレゼント!なんて企画があったら、絶対に購入すると思います。

しかしまずは、そういった小型書店が身近で見つけられるかどうか(そもそも存在するのか)が課題です…。

 

本屋さんの謎がわかる

「どうしてどの本屋さんも同じ値段で本を売るのか?」という疑問など、確かに一度は考えたことがある人も多いはずです。

私も「なんでだろう」と思ったことはありますが、結局深く考えないままスルーしていました。

そんな本屋さんに対する疑問や、本が流通する仕組みなど、いろいろなことが知れて知識が増えるのが嬉しいですね。

自分でポップを作ったり、おすすめを並べてみたり…他の仕事とはまた一味違う、書店員ならではの仕事の楽しさがありそうです。

当然、楽しいことばかりではなく、頑張っても売れなかったり万引きされたりと苦労もあるのでしょうが…。

かの子もそんな苦楽を体験して、立派な書店員になってほしいものです。

 

「ぶっきんぐ!!」の感想・ネタバレまとめ

「ぶっきんぐ!!」は、書店業界のことに詳しくなれる作品です。

主人公が全く書店業界のことなど知らない素人なので、業界の仕組みなどについて分かりやすく説明されていて、読んでいて楽しいし知識が増えます。

男女問わず広い世代におすすめできる作品ですが、特に就職活動を控えている、または就職活動や転職活動で躓いてしまった人におすすめなのではないでしょうか。

「芸術家」とは全く違う「書店員」として頑張るかの子の姿に、「やりたかったことだけが全てではない」と、励まされることでしょう。

もしかしたら、「書店員になってみたい!」という気持ちになるかもしれないですね。

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