暴虐のコケッコー|巨大な鶏が子供たちを襲う!戦慄のパニックホラー

「暴虐のコケッコー」のあらすじ・ストーリー

主人公の猿児悠は、児童養護施設で育った高校3年生。

彼は幼い頃父親に虐待を受け、その後も周りの大人に恵まれなかったことから、大人たち全般を信用していません。

しかし同じ児童養護施設で暮らす子供たちのことは大好きで、高校を卒業後はお金を貯めて施設ごと買い取ることを目標としていました。

そしてやってきた卒業式の日、惨劇は起こります。

卒業式の最中、いきなり校長が女生徒へと襲い掛かり、巨大な鶏へと変身してしまったのです。

式をさぼっていた悠が体育館へと出向いた時には、何羽もの巨大鶏によって、多くの生徒が命を落としていました。

施設の子供たちの身を案じて急いで帰る悠ですが、そこにも鶏が待ち受けていて、絶体絶命。

子どもたちを守るために、悠はその身を挺して鶏たちと戦うのです。

 

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暴虐のコケッコーの感想・評価

「鶏」が敵というシュールかつ斬新なストーリー

パニックホラーと言えば、やはり宇宙からの侵略とか、ゾンビ化した人間が敵となって立ちはだかるのが一般的です。

しかしこの作品は、タイトル通り鶏が敵!

初めて見たときはかなりシュールな絵面だなと思いましたが、私たちにとって身近な生き物だからこそ、こうして巨大化して人間を襲うというのはちょっと怖いところもあります。

また哺乳類とは違って、何を考えて、どういうつもりで行動しているのか…というのが分かりづらいのも、不気味さを一層引き立てていますね。

ちょっと生きた鶏が苦手になりそうです。

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鶏による残虐なシーンが多々

こういったパニックホラーものは、グロテスクさとは切っても切れない関係にあるとは思いますが…この作品も、やはりグロテスクな場面が多く登場します。

首が飛んだり脳みそ食べられたり。

ウェブ配信では1ページ丸々黒塗りモザイクだったりすることからも、どれだけグロいのかがおわかりいただけるかと思います。

途中で気持ちが悪くなってしまう人もいるんじゃないかなと心配になるほど。

主人公の指も、序盤で何本か吹っ飛ばされちゃいましたしね…。

これは鶏のせいではありませんが。

しかし読み進めていくうちに初めほどのインパクトはなくなっていくので、まずは1巻読み終えることができたなら、後は大丈夫かもしれません。

 

絵に躍動感が足りないのが残念

この作品の絵は、あまり動きの少ないシーンだけ見ると、とても上手でスッキリしていて読みやすいのがいいところ。

ただし、動きの激しい場面になると、ちょっと躍動感や臨場感が物足りないなーと感じるのが、少し残念なところでもあります。

鶏が追いかけてきたり襲い掛かってくるシーンでも、勢いやその場の空気などがあまり伝わってきません…。

ストップモーション見てるみたいな感じが近いかもしれません。

ストーリー自体は面白いし絵もキレイで次の展開が気になるけれど、読んでいて引き込まれたり思わず手に汗握ったり、ということはないです。

この辺は人に寄るのかもしれませんが。

 

真面目なギャグシーンがかなりシュール

施設に助けに向かった悠が素っ裸で登場したりしますが、本人たちは命の危機に直面しているので、誰もツッコミなんていれません。

ここは笑ってもいいシーンなのか?それとも大真面目に描かれているのか…?と、ちょっと判断に迷いますが、おそらくはシュールなギャグシーンと受け取ったら良いのではないかと思います。

そもそも「暴虐のコケッコー」なんてタイトルからしても、ちょっとウケ狙いなのを感じますし…。(もちろん、いい意味でです。)

残虐さとシュールさが、ほどほどにいい感じにマッチしているのではないでしょうか。

 

「暴虐のコケッコー」が好きな人には「ジンメン」がおすすめ

主人公・マサトは幼いころから、なぜか動物たちと心を通わせられる不思議な力を持っていました。

そして16歳になった時、昔よく通っていた動物園に出向き、かつてと変わらず接してくれる動物たちに心を和ませます。

しかし、動物園はなぜか以前とは違う異様な雰囲気が…。

翌日、再び動物園を訪れたマサトを待ち受けていたのは、顔が人間…「ジンメン」になってしまった動物たち。

人間への怒りに駆られた動物たちに街中の人が襲われ、当たりは地獄絵図に…。

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今回紹介するのは、動物に人の顔がついた表紙が特徴的な「ジンメン」。 表紙から見てわかるように、パニックホラー系の漫画で、サファリパークの動物たちが、突如人間を襲い出す、というものです。 この漫画は2017年7月30日までマンガワンで無料公[…]

 

「暴虐のコケッコー」の感想・ネタバレまとめ

ゾンビや宇宙人によるパニックホラーものは飽きてしまった、という人に、ぜひおすすめしたい作品です。

敵が鶏というシュールな絵面ですが、それが逆に不気味さを増幅させています。

大人たちが鶏になっているので、子どもたちだけで戦わなければいけない…というスリルも、見所です。