【無料で読める】奴隷区 感想・ネタバレ【人を服従させる力 SCM】

更新日:

奴隷区 僕と23人の奴隷 : 1 (アクションコミックス)

今巷で話題となっている奴隷区と言うマンガは、他人を服従させる力を持つために時には命をかけるほどの勝負をする話です。

奴隷区は「マガジンポケット」でリバイバル連載を無料でやっています。ぜひインストールしてみて下さいね。

少年マガジンが無料の「マガポケ」

評価・レビュー

「奴隷区」のあらすじ

人は少なからず、自分の欲求を満たし都合よく動いてくれる相手を欲します。

故に、その欲求が叶わなければ不満となり喧嘩をしたり、不満をぶつけ合ったりするものです。

しかし、この他人を服従させる力を持つと、勝負に負けた相手は命に関わること以外は気持ちとは裏腹に奴隷として行動することを余儀なくされてしまいます。

この話は、その力を文字通り自分の欲求を満たすために利用し、都合のいい奴隷を作ろうとするものもいます。

また、ある目的を果たすために人材を集めるために、奴隷という名の元でどこか仲間意識や信頼を持って集う集団もいました。

そして、話の主人公はこの人を服従させる能力自体があってはならない、なくさなければならないと考え、知能を駆使し時には自分が反対していた奴隷を従えて、能力を持つものとたたかいます。

最終的には、その能力を持った者や奴隷とされたもののほとんどが奴隷を持ちたいと思うようになった目的を良い形で果たし、新たに自分の力で将来を切り開いて行くというハッピーエンドで終わります。

 

人を服従させる力とは…

この話で一番の肝となるのは、そもそも人を服従させる力とはなにか、その使い方は?というところです。

物語の中で出てくる力というのは、特殊能力のようなものではなく、SCMと言う器具のことです。

SCMはマウスピースのような形のもので、こちらを装着すると、同じSCMを装着したものと戦うことができるのです。

そして勝ったものが主人、負けたものが奴隷となるシンプルなシステムです。

勝負内容もその本人同士で決めることができるものなので、有利不利がないのです。

ただし、提案者側が心理トリックで騙したり相手の感情をうまく利用して、相手が気づかぬ間に自分に有利な勝負を挑むと言う使い方ができるのがSCMの肝です。

回を重ねる事に勝負内容の裏を考えたり、読者側ですら騙されたりするのが、非現実的なストーリーなのに自分もストーリーの中にひきづりこまれて、はまってしまう所です。

 

そもそもSCMって?

SCMは全て合わせると結果的には24個あります。

しかし普通に考えて、こんな危険なものを公的に作ることはできません。

そもそもSCMは、相手を奴隷とするために作られたものではないのです。

どう言うことかと言うと、これを初めて開発した大学教授は、動物のしつけなど主には人間に使われるように作ったわけではありませんでした。

しかし、その力を私欲のために利用しようとし、止める教授を亡き者にしてまで手に入れた助手によって複製されたものでした。

そうでなければ、誰もが奴隷を手に入れたら手放したくないと考える中、奴隷を解放すると言う機能も付いているわけがありません。

SCMには、同じ器具の装着者が近づけばアラームで知らせたり、勝負をすること、勝敗によって主人と奴隷を分ける能力などが備わっています。

そして、最終的には主人が奴隷を解放することもできるのです。

つまり、ある程度育ったならば解放をして自由にしてあげるという、奴隷という言葉とは似つかない機能です。

そもそもは使い方を悪用して、私欲を満たそうとした助手によって作り出された世界とも言えると思います。

最後は、この助手やその助手に付いて同じく私欲のために最後まで犠牲を増やそうとしたもののみがバッドエンドとなるようです。

 

バトルロワイアルのような戦いながらに…

SCMの一番のルールは、奴隷の命に関わること、人を殺すなどの指令ができないということです。

ストーリー上無くてはならないルールだったと思います。

もし現代社会にSCMが存在したならば、正直SCM所有者はたくさん犠牲となり法律も無法地帯となる世界になりかねません。

マンガの中ではあくまでもゲームとして楽しむという概念で描写されていますが、実際にあったならば人を殺める凶器になることは間違いありません。

戦い、犠牲を作り合うという点では、バトルロワイアルなどの殺し合いの話に付随するものがあります。

バトルロワイアルも感覚はゲームとして捉えていますが人を殺めることで自分が助かるというものです。

対して奴隷区は、決して殺し合いはしません。というかルール上することができません。

また、自分が殺される前に相手を殺すというバトルロワイアルに比べると、自分が奴隷が欲しいから戦うという根本の趣旨の違いがあります。

守備が攻撃かで言えば、バトルロワイアルは戦いながらに守備をしていますが、奴隷区は自分が主人となるため、あくまでもずっと攻撃でいるという感じです。

故に勝負は絶対ではないですし、かなりのペナルティーを課せられますが、SCMを自分で強制的にはずせば、SCMの世界から逃れることもできるのです。

 

SCMと言う機能が伝えているもの

登場人物は、各回でSCMを使う事になった経緯を紹介されています。

そのほとんどが、好きな人を振り向かせたかったり、劣等感から勝ちたいと言う感情が出てきたり、自分の力を試してみたいなど最初のきっかけは本当に小さいものです。

小さいきっかけに大きな力が加わると、自分では手がつけられないほどどうしようもなくなり抜け出せなくなると言うことです。

これは、小さな悩みから悪徳な風水や占いなどにはまっていき、自分ではもうどうすることもできなくなり破産してしまうひとや、小さなケンカをして素直になれずに、大切な人を結果的に失ってしまうなど、形は違えど私たちの身の回りで起きるアクシデントを描写しているように思えます。

自分のたったこれっぽっちの小さい悩みや劣等感を、楽に解決をしようとすると被害は大きくなると言うことを伝えられているような気がします。

 

奴隷区の感想・ネタバレまとめ

ストーリー上では、SCMを無くすという信念で戦い続けた主人公によって、みんなは解放される結末となっています。

しかし、現代社会では都合よく助けてくれる人は必ずしもいるとは限りません。

自分の力で遠回りでも納得のいく解決法をしていくことで、自力では抜け出せない泥沼に入る前に気付くべきだということを教えられた気がします。

少年マガジンが無料の「マガポケ」

評価・レビュー

スポンサーリンク


スポンサーリンク


ジャンルで無料のマンガを探す

タグ

作者名で無料のマンガを探す

おすすめ記事はこちら!

1

一般誌の中に連載されているえっちな漫画って、凄く面白いんですよね。 その理由は、ちゃんと物語にストーリー性を持たせていたり、わざとらしいラッキースケベをこれでもかというくらい持ってくるギャグになってい ...

2

恋愛マンガは少女マンガだけの特権ではありません!!男の子だって、恋愛マンガが読みたい!!っていう人はたくさんいると思います。 今回は、オススメの恋愛マンガを紹介していきたいと思います。 本当はランキン ...

3

僕はパニックホラーや、ダークファンタジーのような暗いマンガを読む事が多いんですけど、その次に読むのが、ギャグ系のマンガ(シュール、コント、ラッキースケベ)など、笑いのジャンルを問わずよく読みます。 今 ...

4

最近流行っている、飯テロマンガ。普通の食事を紹介するだけでなく、居酒屋や燻製、お取り寄せなど、特定のジャンルにフューチャーしてる漫画がたくさんあります。そのジャンルで、何巻も続くの?みたいなマンガもた ...

5

今も昔も、お仕事系マンガは面白いもの。もちろん無料のマンガアプリでもたくさんのラインナップがあります。そんな作品の中から5作品を紹介したいと思います。 聞いたことがある仕事でも、マンガを読めば、実はそ ...

-マガジンポケットで無料で読める

Copyright© COMIC-APP , 2018 All Rights Reserved.