エデンの檻|絶滅動物たちの島で繰り広げられるサバイバル

「エデンの檻」のあらすじ・ストーリー

主人公・アキラたちは、グアムでの修学旅行を終え、飛行機で帰路についていました。

幼馴染のりおんたちと和気藹々と過ごす中、突然飛行機は大きな揺れに見舞われ、辺りは真っ暗に。

そしてアキラが気付いた時には、見たことも無いジャングルへと放り出されてしまっていたのです。

りおんたちの心配をしつつ人を探すアキラの前に現れたのは、見たことも無い動物たち。

彼らはみな過去に絶滅しており、現在生息しているはずもない生き物たちでした。

そして島の位置を調べたところ、地図上にその島の姿はなく…。

襲い来る猛獣たちや健康上の問題、そして生き残った人間同士の争いも勃発。

アキラたちは無事島を脱出して日本に帰るため、命を懸けた戦いを繰り広げていくのです。

 

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エデンの檻の感想・ネタバレ

脱出を目標とした謎解きサバイバル

この作品は、読めば読むほど謎が深まっていくのが面白いところです。

なぜか島中に生息している絶滅動物、残された人工的な建物、乗客でもある「石動ミイナ」との関係などなど…。

少し真相に近づけたと思ったら、また次の謎が続々と出てきて、なかなか真相にはたどり着けません。

自分なりに様々な考察をしてみるのも楽しみ方の一つですが…読んでいると、早く結末が知りたい!とワクワクさせてくれるストーリー展開です。

物語の序盤からかなりの伏線がちりばめられているので、それらの謎が全て合致した時は、とてもスッキリ爽快なはず!

…なのですが。

じつはいくつかの謎は謎のまま、最終回を迎えてしまうので、ちょっと残念。

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動物たちの脅威と人間同士の争い

非日常的なサバイバル状態では、人間の本性が浮き彫りになります。

サバイバル系の作品ではサバイバル自体よりも、人間同士の争いが大きな被害を生むパターンが多くありますね。

エデンの檻でも同様で、人間の弱い部分や醜い部分というのがリアルに描かれていたと思います。

特に幸平なんかは、かなりリアルな人間の弱さが投影されたキャラでした。

長身のイケメンでみんなの人気者だった幸平が、パニックから機長を殺し、その後秘密を知ったハデスに脅され、同級生たちを次々手にかけるというショッキングな内容。

普通に暮らしていれば幸平はとてもいい人だったんだろうに…自分のしたことを悔いている描写もあり、ある意味一番哀れなキャラだったなという印象です。

駆け足での最終回に消化不良気味

じつはこの作品、最終回がとってもモヤモヤする終わり方なんです。

「島の謎が完全に解けて、脱出する方法も分かって、無事に元通りに帰る」というのが、一番ハッピーエンドな形なのですが。

実際は、「島の謎も完全には解けないし、脱出はイチかバチか、無事に帰れたかどうかはわからない」という終わり方…。

まるで「俺たちの戦いはこれからだ!」というセリフが聞こえてきそうな、そんな打ち切り風END。

そこまでには興味深い謎や伏線がたくさんあって、全ての謎が解ける時をワクワクして待っていただけに、いくつかの伏線は回収されずに終わりを迎えたのが、残念でなりません。

結局アキラたちは事故後の未来へとタイムスリップしていたのだ、という結末なのでしょうが、それだと噛み合わない伏線なんかもあるんですよね…。

最後まできちんと伏線を回収して、もっときれいにまとめて終わって欲しかったな、と思います。

 

 

「エデンの檻」が好きな人には「自殺島」がおすすめ

自殺島」は、自殺未遂者たちがある島に送られ、生き残るためにサバイバル生活をする物語。

主人公のセイは、何度も自殺未遂を繰り返す常習者。

ある時また自殺未遂を行い、病院で何かの書類にサインした後、目が覚めると見知らぬ島に連れていかれていたのです。

そこは「生きる義務」を放棄した自殺未遂者たちばかりが集められた、通称「自殺島」

自ら命を絶つ者、病気や怪我で命を落とすもの…そして逆に、仲間と協力して生きる決意をする者。

様々な生と死が日夜繰り広げられる自殺島で、セイは何を想い、どう生きていくのかを描いた、ドラマティックなサバイバルストーリー。

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「エデンの檻」の感想・ネタバレまとめ

この作品は謎解きをしながら読むのがとても楽しい作品です。

しかし最終的にその謎が全て明かされるわけではないので、スッキリしない終わり方が嫌いな人には、あまりおすすめできません。

逆に、ハッキリした回答がないほうが、自由に考察したり先のストーリーを想像できるので好きだ!という人には、かなりおすすめできるのではないでしょうか。