「剥き出しの白鳥」のあらすじ・ストーリー
主人公の白鳥飛は、見た目・成績・運動・家柄、どれをとっても完璧な優等生。
しかしそんな白鳥には、誰にも言えない秘密がありました。
それは彼が異常とも言うべく生粋の「露出狂」ということです。
とは言え人に見せて喜ぶタイプの露出狂ではなく、人に見つかるか見つからないか、そのスリルを味わいながら校内で全裸になるのが彼の楽しみ方。
露出をしている時、彼は心の底から「生きている」と感じることができるのです。
しかしそんな露出狂を排除しようとする動きもあり(当然ですが…)、幾度となくピンチに陥る白鳥。
持ち前の頭脳と運動神経を駆使して、追手から逃げ切ることができるのか!?
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剥き出しの白鳥の感想・ネタバレ
露出にかけた白鳥の青春
単に露出をするだけではなく、毎回毎回バレそうになるピンチが訪れるのがこの作品の面白いところです。
1話を読んだ時、思わず「見つかるの早っ!」と思ってしまいました。
バレるのが嫌ならやらなければいいのに、見つかるかどうかというスリルがたまらないんでしょうねぇ…。
露出している時の生き生きとした開放感あふれる表情、そして逃げる時の躍動感に笑わせられます。
そして監視カメラつけて特殊部隊まで動員されて、それでも懲りずに露出を続ける白鳥のメンタルの強さがすごい(笑)。
スタイルや運動神経なんかでバレそうな気もしますが、いつかみんなに正体がバレてしまう日が来るのでしょうか。
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ナツローVS露出狂…戦いの行方は
たった一人の露出狂を捕まえるために、学校中に監視カメラを仕掛け特殊部隊まで呼びつけるという厳重警戒態勢。
こういうぶっ飛んだところが、ギャグマンガならではの面白さですね。
ナツローの方は露出狂の正体を知らないので、白鳥に対して「良き友人だ」と爽やかな笑顔まで見せているのが、若干哀れ…。
そしてそんなナツローの言葉に何を感じたのか、白鳥の方はなぜか生徒会室の前で露出(笑)。
彼は本当に露出癖を隠す気があるのだろうか…?と、甚だ疑問。
白鳥にもバレずに逃げ続けて欲しいですが、ナツローはこの作品の良心でもあるので、ついつい応援したくなります。
白鳥の父も露出狂!生まれながらの露出サラブレッド
白鳥の露出癖はストレスやら心理的なものから生まれたものではなく、生まれながらにして遺伝子に刻み込まれていたことが判明しました。
オムツやハイハイの時はまだ微笑ましく見られますが、舞台の上で裸は子供でもちょっとキツイですね。
それにしても、この漫画…ちょっと露出狂が多すぎやしませんかね?(笑)。
呼乃の兄も、白鳥とはまた別タイプの露出狂ですし、バードファイヴなどという露出狂集団まで登場。
意外にも露出は奥が深い…。
あれだけ気持ちよさそうに露出をされると、一度は自分もやってみたいという気になってきますね。
絶対に実行はしませんが。
「剥き出しの白鳥」が好きな人には「妄想高校教員 森下」がおすすめ
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見た目はダンディーで生徒からの信頼も厚く、「素敵な先生」と評判高い森下。
しかし彼の脳内では、自分が担任する生徒たちとのイチャラブ妄想を繰り広げられているのです。
脳内はまさに変態そのもの!いつか教師の仮面が剥がれてしまう時が来るのか…ハラハラドキドキの妄想ラブコメディ。
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「剥き出しの白鳥」の感想・ネタバレまとめ
疾走感と躍動感抜群のギャグコメディなので、何も考えずに爆笑したい人におすすめ!
「露出狂」というテーマから下品な内容のイメージがありますが、主人公がまるで白鳥のごとく優雅に露出を行うので、不思議と下品さはありません(笑)。
主人公がイケメンなだけに、かなりのシュールさがありますが、そこがまたこの作品の面白いところ。
自分も疑似的に開放感を味わいたい、日頃のうっ憤を晴らしたいという時に読んでもらいたい作品です。