【無料で読める】ヒトクイ【伏線を楽しむ異能力サスペンス】

更新日:

ヒトクイ-origin-(1) (裏少年サンデーコミックス)

原作  MITA
作画 太田 羊羹
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今回紹介するのは、集団突然死の謎に迫るサスペンスストーリー「ヒトクイ」です。

何の力も持たない男子高校生が、知恵を使ってヒトクイという化け物に立ち向かっていく物語。

ヒトクイは、小学館の公式アプリ「マンガワン」で無料で読む事ができます。

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「ヒトクイ」のあらすじ

突然の心臓麻痺により、何人もの人間が同時に死亡する事件が頻発。

その原因は、「ヒトクイ」という化け物にありました。

ヒトクイの巣の中(精神世界)でヒトクイに食い殺されると、現実世界では心臓麻痺で死んでしまうというのです。

そんなある日、主人公である中村陽太は、偶然ヒトクイの巣に取り込まれてしまいました。

そこで「ヒトクイを殺すヒトクイ”喰人”」である佐々木アキラと出会い、無事に巣からの脱出を果たしたものの、ヒトクイの真相をめぐる大きな渦へと巻きこまれていってしまうのです。

全てのカギであり、陽太にとって大切な存在である来栖スミレを守るため、ヒトクイと戦うことを決意した陽太。

持ち前の勘の良さと機転を利用して、「ヒトクイ」の真相に迫り、すべてを終わらせるために立ち向かいます。

 

張り巡らされた伏線

この作品はとにかく、伏線が多くて設定が複雑です。

流し読み程度では、作者の意図に頭が全くついていけません…。また、本作だけではなく、スピンオフ作品である「ヒト喰い」の方も読んでいないと、よくわからない所も多々ありますね。

ヒト喰イ(1) (裏少年サンデーコミックス)

 

「ヒト喰い」の方を読んでいなくても、大筋のストーリーを楽しむことはできますが、やはり細かい伏線などを理解しようと思うと、どちらも読まないと難しいです。

ただ、読み込めば読み込むほど「この伏線はここにつながるのか」と言うのが理解できて、すべてがつながった瞬間はとてもスッキリします。

そう考えると、すぐに状況を飲み込んで行動できた陽太は、やはり頭の回転が良いですね。

きっと私が同じ状況に置かれたら、全く状況が理解できないと思います。

 

もしも陽太が喰人になっていたら

陽太は一度喰人に誘われていましたが、断っていますね。

もしもこの時に陽太が喰人となっていたら、事態はもっと早く収束できたのではないでしょうか?

「オレのやり方でスミレを守る」と言っていましたが、結局何度もスミレを危ない目に合わせてしまっています。

ヒトクイになってしまったら、中村父に操られてしまう危険性もありましたが、それもそもそも始祖体を奪われなければ大丈夫だったわけで…。

最終的には結果オーライでしたが、もうちょっと「自分の手を汚してでも!」と言った覚悟が欲しかったですね。

しかし陽太がそうしなかったのは、過去にスミレから「相手に危害を加えたらその人も悪者」と言われているからなんでしょうね、きっと。

読者の「ああすればいいのに」という疑問にも、きちんと伏線が張られているというのが凄いです。

 

中村茂雄の求めていたもの

中村茂雄は、人を大切にできないがゆえに、自分が大切にされることも無い。

よって、誰かの一番となることもできない…その思いが暴走して、「国を変革する」という大義名分の元、トップを目指してきました。

最後に陽太の「一番の道標だった」という一言で、自分が本当に求めていたものが分かったのでしょう。

たった一人からでも、一番だと思われたかったという小さな願い。

自殺直前に一度はそれに気付き我に返りましたが、もしもそのまま「意志」に頭を乗っ取られなかったら…きっと中村親子はそこから幸せな人生を送れていたはずです。

なぜ中村茂雄はこのことにもう少し早く気付かなかったのか、とても悔やまれますね。

でもここで陽太が父親と幸せに暮らしていたら、スミレと出会うことも、スミレを苦悩から救うことも出来なかったでしょう。

こうなるのも、すべてはスミレを救うための運命だったのかもしれません。

 

スミレと陽太の未来

強い絆で結ばれつつも、様々な重い問題を抱えていた二人。

しかし最終話はラブコメか!と思うような甘酸っぱい雰囲気で〆られ、ハッピーエンドでめでたしめでたしです。

ただ、結局スミレの母である「始祖体」はもう体がもちそうにないようですし、スミレは車椅子生活。

来栖大樹もいつか世間に対して真実を明らかにし、その罪を裁かれる時がくるでしょうし…この先も確実に明るい未来が待っている、と言うわけではないようです。

それでもまだ希望はたくさん残っていますし、二人にとって幸せな未来が来ることを願わずにはいられません。

いつかちょっとしたオマケとかでいいので、その後の世界を描いた作品なども見てみたいですね。

 

「ヒトクイ」の感想まとめ

「ヒトクイ」は、最初から最後まで一気読みするのがおすすめです。

途中で中断しながら読んでいると、話が複雑すぎて何が何だか分からなくなることがあります。

一気読みすると、伏線の回収やストーリーのつながりなどが良く分かって、とても楽しく読むことができますよ。

良くこれだけ話が緻密に練れるな、と感心してしまいます。

頭をフル回転させるようなサスペンスが好きな人におすすめしたい作品ですので、読む時には集中できる環境を整えてから読み始めるのがいいでしょう。

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1巻の感想:中村陽太はどんな主人公なのか

陽太は一見、平凡な高校生のように見えるけど…ヒトクイやそれにまつわる人間と何か関係がありそう!

主人公は高校生の中村陽太。

頭の回転の速さでヒトクイと戦う、という感じでしたが、主人公としては少し物足りなく感じてしまいました。

1話を読むと「ヒト喰イ」と同じく佐々木アキラが主人公かと思ったのですが…少し残念。

陽太はちょっと(かなり?)憎たらしい感じで、正義とか悪とかいうよりは、自分のためにヒトクイと戦うって感じのキャラでしょうか。

「人生は生き残った者が勝ち」という理屈に従って、自分が生き残るためなら手段は選ばないという感じがします。

「ヒト喰イ」での佐々木アキラは正統派ヒーローという感じでしたが、それに対して陽太は一体どんな主人公となのか…。

ダークヒーローというのともまた違う気がします。(どちらかというと、この作品の佐々木アキラがダークヒーローって感じの雰囲気。)

今後は陽太がどんな立ち位置でストーリーに関わってくるのかに注目したいです。

また、1巻から既に今後のストーリーに深く関わってきそうな伏線が次々と描かれているので、しっかりと頭に入れておかなければなりません。

幼馴染のスミレに隠された秘密や、自殺した陽太の父親らしき人物、佐々木アキラが何を目的として動いているのか?…などなど、気になるポイントが盛りだくさんで、今後の展開が気になります!

 

2巻の感想:スミレに対する陽太の気持ち

仲の良いスミレと陽太だけど、陽太の父親とスミレの祖父にはなにやら因縁が…?

一層謎が深まるばかりの2巻。喰人や撒き餌についても気になる所ではありますが、スミレと陽太の関係にも何やら裏があるようです。

初めは単に仲の良い幼馴染というだけの関係かと思っていましたが、実際はそれよりも複雑な事情が絡んでいました。

スミレのほうは純粋に幼馴染として好意を持っているようですが(手紙を書く話は、まるで少女漫画のように甘酸っぱい雰囲気でほのぼの。)、陽太の方はどうなのでしょう。

一見、陽太も普通にスミレに好意を寄せているように思えますが…父親とスミレの祖父との因縁があったことがわかった今、単純な好意だけでスミレのそばにいるとは感じられなくなりました。

陽太の性格からして、スミレのことも何か利用しているような気がしなくもない。

ただ、シュウからスミレのことを頼まれたということからも、祖父は祖父、スミレはスミレと分けて考えているのかも?

陽太からは「自分がどう上手く立ち回るか」ということ以外の感情があまり感じられないので、本当の気持ちが見えてきません。

最終的にはスミレとくっつくのかな、という気はしますが、現時点での陽太の思惑などがとても気になります。

 

3巻の感想:テレパスが繋ぐスミレと陽太の絆

テレパスのせいでいじめられていたスミレ。そして陽太の父親もテレパスの能力を持っていた!

3巻は過去のスミレに対するイジメの話がメインだったので、そりゃもう胸糞悪い展開にムカムカしながら読みました…。

ミツコは小学生のくせに、なんて凶悪な顔…!

まぁまだ子供なので、テレパスの能力を気持ち悪がるのはわかります。(イジメはダメだけど。)
それよりもムカついて仕方がないのが、先生!

親が死んだ子供をイジメてストレス発散って、性根が腐りきってるにもほどがあります。

正直陽太の性格はまだあまり好きにはなれませんが、先生やいじめっ子たちを嵌めて復讐したのには、かなりスッキリさせてもらいました。

前巻では、陽太はもしかすると来栖大樹への復讐のためにスミレと一緒にいるのでは?とも思っていましたが、どうやらそれは違うようです。

陽太は自分の父親と、同じテレパス能力を持つスミレを重ねて、放っておけなかったのでしょう。

父親との「ずっと一緒にいる」という約束を、スミレと一緒にいることで果たそうとしているのかもしれません。

そしてもう一つこの巻で明らかになったのは、「ヒトクイ」という存在が誕生するきっかけ。

まさかスミレたちとその母親が、再び元のように元気な姿で再開できるようにするためだったとは…。

かなり大事件に発展してしまったヒトクイ事件のきっかけが、こんなに小さな願いから来ているものだとは思いもしませんでした。

 

 

 

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