【無料で読める】中卒労働者から始める高校生活 感想・ネタバレ 【年齢、環境の違う人達のドラマ】

12月 13, 2017

中卒労働者から始める高校生活 1

作者 佐々木 ミノル
最新刊 8巻(2017/09現在)
無料で読めるアプリ comico PLUS

 

今回紹介するのは、通信制高校で繰り広げられるラブや人間模様を時に楽しく、時に辛辣(しんらつ)に描いている「中卒労働者から始める高校生活」。

年齢も環境も違う仲間達の群像劇、学園ヒューマン漫画になっています。

「中卒労働者から始める高校生活」は、comico PLUSで無料連載されています。

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中卒労働者から始める高校生活のあらすじ

主人公片桐真実は、お母さんは亡くなりお父さんは服役中です。妹を育てる為に中卒で工場で働いています。

友達が高校を卒業する年の春に妹、真彩に勧められて二人で通信制高校に入学。

そこで出逢った美少女、逢澤莉央とはじめはケンカばかりしますが次第に距離が縮まり付き合い始めます。

中卒というコンプレックスや父親が犯罪者だというせいで卑屈になっていましたが、通信制高校の仲間や工場の社長のおかげでだんだん自信をつけて自分の世界を広げていく主人公。

真実とその仲間達が色々なものを抱えながら大人になっていくストーリーです。

 

育った環境のせいで卑屈になる真実

元々頭が良くプライドが高かったのか、自分だって親がキチンとしていたら大学に行けたのにという思いからなのか、中卒だという事にものすごいコンプレックスを感じる真実です。

しかし、中卒で働いてくれと誰からも頼まれていないのです。自分で決めた事です。

工場の人に「中卒だから、家が悪いからとすぐに諦める」てめぇがてめぇを決めつけてると言われたり若葉に「アンタが勝手に特別にしてる」と言われたりしてだんだん自分を知っていき考えていきます。

最初は荒くれたイメージでしたがどんどん仲間と一緒に大人になっていく真実はカッコイイですね。

 

卑屈とは逆に包容力がある真実

自分の置かれた不幸な環境に卑屈になっていますが、根本的な性格は優しい真実です。

環境が不幸ではなかったとしてもきっと真彩には優しいお兄ちゃんだったのだと思います。

逢澤さんも真実を好きになったキッカケは真彩に対しての笑顔でいつも真彩を守ろうとする真実を見たからでした。

なにしろ妹のためなら校舎の4階からでも飛び降りてしまう真実です。若葉もひなぎくを抱えて生きていくのがシンドイと感じている時に世話焼きの真実に救われて好きになっていきました。

真実は生粋の世話焼きお兄ちゃんタイプですね。真実は、旦那さんにしたいタイプです。

 

意外と鈍感⁈真実の誤解される行動

卑屈な態度や包容力のある内面や真実には多面的な魅力があります。

しかし、女性に関する事で少し浅はかな一面があります。逢澤さんの事が好きで逢澤さんの事をよく考えているわりに「わかってないなー」と思ってしまう行動をよくしています。

逢澤さんは過去の経験から男性に対して恐怖があるので、そこに気を使うあまり、普通に気をつけるところがおろそかになっているように感じます。

クリスマスに他の女の子にメールしちゃうところや若葉に対する態度など自分の彼女は面倒くさい系女子という事の自覚が足りないところが見られます。

 

助けてあげたくなるシングルマザーの若葉

若葉は働きながら、学校で学び、一人でひなぎくを育てています。

そんな苦労を目の当たりにしたら世話焼きの真実じゃなくたって手を貸したくなります。

そんな時にひなぎくのパパが現れます。ひなぎくのパパ、トミーが言う事は全部正論だと思いました。

若葉は、トミーと結婚すれば全て丸く収まるのに、若葉はそれほど真実が好きなのかと思うと、中途半端に若葉に優しくする真実は若葉にも逢澤さんにも、罪な事をしていると思います。

 

真実が好き過ぎて、自分の事ばかりの逢澤さん

真実は家庭環境が悪く悩みも多いのに、逢澤さんは、自分の恋心をただぶつけてくるだけで真実の辛い気持ちを受け止めるような聖母的な魅力に欠けます。

努力はしていないけど、ダメでも見捨てないでと真実に対していつも不安で自信がない逢澤さんです。

顔が可愛いだけじゃダメなのよと思います。普通ならもうフラれてもおかしくない逢澤さんですが、真実は女の子はワガママだとわかっているので大丈夫です。

常日頃から真彩に振り回されているのですから。

また、真実も自信がないタイプなので逢澤さんの気持ちがわかるのでしょう。というわけで結構相性の良い二人です。

幼く見える真彩、でもバカじゃないんです

真彩は高校一年ですが第一印象は10歳くらいのイメージです。可愛いですが、頭が悪く天真爛漫だから幼く見えるのでしょう。

しかし、真彩の方が逢澤さんより苦労しているせいか、いろいろ考えてるんだなと思います。逢澤さんに「ゴミじゃ無くなるまで頑張るか」「ゴミでも別にいいかと思えるか」と持論を述べているところ、目からウロコが落ちました

自分達をゴミに例えている所が泣けます。しかし、ゴミでも別にいいと自分を認める事ができる真彩は、やはり真実にいつも愛されている自信からくるのでしょう。兄の愛情は偉大です。

 

高校や大学に行かないとどうなるか、学歴の壁

最近は超エリート以外は、大卒でも仕事が無いという時代です。

だったら学歴は関係ないかというとそうではなく、この漫画にも出てくるように入社の条件や資格を取りたい時に資格をとる条件にも学歴が関係してきます。学歴は、将来を自由に選択できる切符なわけです。

真実は頭が良かったのだから中卒で働くより普通に高校に行けば良かったと思います。

生活費は母の保険があるわけですし、事情がある人は学費はそんなにかからないし、頭が良ければ特待生にもなれます。

真実の性格的に親戚のおじさんのアドバイスは聞かなかったのかも知れないですが、知識の有無は人生を左右します。

そういう意味でも学歴は大事なのかも知れないですね。

 

なぜに過去形? 逢澤さんが過去を語る

時々出てくる「あの時はああだった」という過去形の逢澤さんの語りがなんだか気にかかります

未来の逢澤さんは何故そのように思い出しているのでしょうか?未来では真実は亡くなってしまうのでしょうか。

はたまた、逢澤さんが子供過ぎた事が理由で別れるのでしょうか。

そうではなく、未来の二人は結婚して子供もいて今はとても幸せで自信もあるけどあの時は好き過ぎて自信がなかった自分をただ懐かしく思っているだけでしょうか。

それだと良いですが、語りが寂しげなので先の展開が気になってしまいました。

 

中卒労働者から始める高校生活の感想・ネタバレまとめ

家庭環境が悪くても学校にいけば仲間がいる、時に意見があわずに反発しあう事がありますが、松井のおじいさんが言うように新しい経験をすると世界が広がります。仲間によって成長できるっていいなと思いました。

様々な理由で高校に行かなかった人達に読んで学び始めるのはいつから始めても遅くないと思ってもらいたい漫画です。

 

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