【無料で読める】言解きの魔法使い あらすじ・感想【言葉と魔法の摩訶不思議な物語】結月さくら

言解きの魔法使い(1) (サンデーGXコミックス)

作者  結月さくら
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今回紹介するのは、図書館を舞台に巻き起こる昭和魔法奇譚「言解きの魔法使い」です。

言葉を操る魔法使いが、失った左腕を取り戻すため、”文字”を回収する物語。

二人の男性の友情、そして文字への理解が深まる作品です。

「言解きの魔法使い」は「サンデーうぇぶり」で無料で読めますよ。

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「言解きの魔法使い」のあらすじ

昭和28年、矢萩は4年前に失踪した友人である「ナツメ」の行方を追っていました。

ナツメは大会社藤堂貿易の跡取りであり、その失踪は世間を大きく騒がせましたが、依然行方は分からないまま。

そんなある日、矢萩は藤堂家の私蔵図書館に何か手掛かりがないかと赴きます。

するとそこにはいなくなったはずのナツメの姿が…。

4年前、ナツメは「魔女」によって左腕を切り落とされ、それ以来図書館の中へと閉じ込められてしまっていたのです。

左腕を元に戻す方法は、怪現象となって現れる「文字」を回収すること。

言葉を操る魔法使いとなったナツメは、ずっと図書館の中で文字の回収をする日々を送っていました。

そしてどうしてもナツメを助けたい矢萩は、文字の回収に協力することに…。

 

矢萩とナツメの固い絆と友情

矢萩とナツメは先輩後輩と言う関係でありながら、お互いの唯一無二の親友でした。

少年漫画のような「熱い友情」という感じではありませんが、二人の間には確固たる信頼が見られます。

特に矢萩のような裏表がなく一生懸命な人間は、ナツメにとってとても有難い存在でしょう。

どんなに突き放されたとしても、自分の思いを貫いて助けに行く…そんなことされたら、もう受け入れるほかないですよね。

まるで「光」と「影」のように対照的な二人ですが、だからこそ相性はバッチリなのでしょう。

ナツメは自分の言葉の魔法によって矢萩が友人でいるのではないかと心配していましたが、それすらも跳ね返して受け入れてしまう矢萩の器の大きさには脱帽です。

 

「魔法使いは”成り果てるもの”」という意味

矢萩が倉科女史に「なぜ魔法使いは”成り果てる”と形容するのか」という質問をした時、倉科女史はそれを紅茶に例えて表しました。

紅茶が減ったカップを「満たす」ためには、インクだろうと何だろうとぶち込むのが魔法使いだと。

子供を本として生まれ変わらせたのも然り、つまりはどんな形であれ目的を果たす為ならば手段や経過、ひいては結果も選ばないということです。

そこにどんな純粋な動機があろうとも、通常の自然の摂理を捻じ曲げてまで叶えようとするのは、まっとうな行為とは言えません。

魔法使いと言えば皆が憧れる、人間よりも上位の存在と考える人が多いですが、決してそんな上等なものではないというのを伝えるために「成り果てる」という表現をするのでしょう。

通常「魔法」と言えばキラキラとしたファンタジーですが、この作品では敢えて魔法をダークサイドなものとして扱っているところに、面白さがあります。

 

園椰と魔女の存在についての考察

魔法使いとはまた違った存在である園椰と魔女。

園椰は自分たちの存在について、元々は図書館の外で暮らしていた人間であったと言います。

遠まわしで含みのある言い方をするので、結局は二人がどんな存在なのかと言うのはわからずじまい。

本人にもなぜ今のような状態になったのかの記憶はないようですし、この謎を解くにはまだまだ手掛かりが足りませんね。

ただ、二人に血縁関係があるかもしれないということや、藤堂家の図書館が産み落とした存在だということを考えると、元々二人とも藤堂家と関係のある人間だったのでしょうか。

もしかすると、言い伝えにある「神」というのが魔女のことで、無闇に立ち入ったことでナツメは「連れていかれて(閉じ込められて)」しまったのか…。

もしくは、神と魔女とはまた別の存在であるのか?まだ分からないことだらけなので、続きがとても気になります。

 

本当の意味で「文字」を理解するということ

文字を回収するためには、その成り立ちや意味を理解していなければなりません

怪現象が現れたとき、いったいそれがどんな文字なのか自分でも推理してみるのですが…当たったことはありません。

普段何気なく使っている漢字で、意味をわかったつもりでいても、全然理解できていなかったんだなというのを思い知らされます。

たった一文字の中に複雑な成り立ちや意味が込められているのは、漢字ならではの楽しみですよね。

この作品を読んで勉強になったことがたくさんありますし、これからも知識が増えるのは嬉しいです。

しかしナツメはいくら「言葉の魔法使い」だとは言っても、なぜそんなに漢字に詳しいのか…。

どんな文字が現れるかわからない上に、漢字はとてつもない種類がありますから、その知識量は半端じゃありません。

 

「言解きの魔法使い」の感想まとめ

言解きの魔法使いは昭和の日本が舞台と言うことで、他のファンタジーにはない大人っぽくミステリアスな作品に仕上がっています。

ナツメと矢萩の二人の友情が中心となって進むストーリーですが、「熱く男臭い」雰囲気が全くないので、女性の方にもおすすめです。

文字の成り立ちにも詳しくなれますし、勉強するつもりで呼んでも面白いですよ。

ただ、遠まわしな表現が多いので、スッキリ明快なミステリーが好きと言う人にはちょっと向かないかもしれません。

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名前はギャグマンガのようですが、アホリズムは「Aphorism:格言」という意味で、与えられた文字のイメージを基に展開されるバトル・ミステリー漫画です。

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