【無料で読める】マギ シンドバッドの冒険 感想・ネタバレ【少年誌のようだが、実は大人向けなファンタジー】

更新日:

マギ シンドバッドの冒険 1 (裏少年サンデーコミックス)

今回紹介するのは、「マギ」に登場する七海の覇王シンドバッドの軌跡を描いた、「マギ シンドバッドの冒険」です。

彼が「七海の覇王」となるまでの冒険譚のすべてが詰め込まれています。それでは、感想、そして少しネタバレいってみましょう。

「マギ シンドバッドの冒険」は無料のマンガアプリ「マンガワン」で連載中です。

マンガワン-毎日更新!最新話まで全話読める無料漫画アプリ
マンガワン-毎日更新!最新話まで全話読める無料漫画アプリ
開発元:SHOGAKUKAN INC.
posted withアプリーチ

「マギ シンドバッドの冒険」ストーリー

貧しい村で生まれたシンドバッド。

幼いころから「王の器」を感じさせる、何か特別な力を秘めていました。

そして両親が戦や病気で亡くなったのをきっかけに、国または世界に対する不満を感じるようになります。

14歳になったころ、軍に召集されたシンドバッドはそれを断り、意を決して「世界を変える力」を手に入れるため「迷宮(ダンジョン)」へと挑むことに。

そこで強力な魔法アイテム「金属器」を手に入れ、彼の世界を変える旅が始まるのです。

 

圧倒的な王の器、そのカリスマ性

わずか14歳の少年が、世界を変えるために命がけで迷宮に挑む勇気に感心してしまいます。

今だ誰も帰ってきたものはいない、中がどうなっているのかもわからない場所へ行くのに、恐怖ではなく高揚感を感じるなんて普通じゃありません。

もうこの時点で、王になれる人間となれない人間は分けられるのでしょう。

その後もジンとの堂々としたやりとりや揺らがない決意、まさに冒険譚の「主人公」にふさわしい人物です。

正直なところ、「マギ」本編に登場するアリババよりもはるかに主人公色の強いキャラだと思います。

初めは敵だったり、心を開いていない相手でも、必ずシンドバッドを受け入れてしまうのも納得のカリスマ性。

漫画のストーリーの中だけではなく、読んでいるだけの人にさえ「こういう人にならついていってもいい」と思わせるほどの魅力を持つキャラはなかなかいません。

シンドバッドの冒険の方を先に読んでしまうと、マギ本編のほうは少し物足りないというか、

ワクワク感が薄れてしまうような気がします。

 

清く正しいばかりでは世界は変えられない

主人公が苦い経験をして強くなるという流れはありがちですが、その「苦い」部分が結構エグイのがこの作品の特徴でもあります。

シンドバッドが奴隷にされたり、他の奴隷を犠牲にして上手く立ち回ったり。

シンドリア王国を建国する際には、かつて同じ村に住んでいた顔見知りの人々までも見殺しにしたり…。

冒険・ファンタジー系の作品の主人公は、基本的に清く正しくて、現実の世界では「綺麗事だな」と思うようなことばかりですよね。

「御都合主義」というか…それが悪いわけではないんですけど。

シンドバッドの冒険はそういうところを綺麗事で済まさない所に、リアリティや奥深さを感じます。

現実世界にも通じるところがあるからでしょうね。

 

調子に乗りやすく詰めが甘いのがモヤモヤ

初めのうちは商売も上手くいき、仲間も次々に増えて絶好調だったシンドリア商会ですが、いつもどこか肝心なところで落とし穴に落とされます

。 読者視点では「それ死亡フラグ!」とすぐわかるようなところに、引っかかってしまう。

とてもヤキモキさせられます…。

シンドバッドの若さや経験不足ゆえなのか、世界を変えるという大きな重圧がそうさせるのか。

そういった苦難を乗り越えてきたからこそ「七海の覇王」と呼ばれるまでになったのでしょうが、見ている方はハラハラしっぱなしです。

「信じてついていきます」と言い切る仲間たちは本当に尊敬します。

マギ本編からして、今後シンドリア王国は滅ぼされて主要な仲間たちも大勢亡くなることが予想されるだけに、苦々しい思いに…。

しかしそこからどう立ち直り、新生シンドリア王国を建国するに至るのか。

先の展開が気になります。

 

悪役が徹底的に悪役

よくありがちな「敵にもこんな事情があって…最後には許します」というストーリーの流れは、ハッキリ言ってあまり好きではありません。

シンドバッドの冒険でもジャーファルやドラコーンなど一部の敵は仲間に入っていますが、奴隷商人のマーデルやパルテビアのバルバロッサなど「悪の親玉」とも言うべき存在が、徹底して「悪役」なのは見ていて逆に気持ちがいいです。

マーデルも完膚なきまでに負かして一切許しを与えないし、トランの村を襲おうとした奴隷商人に対しても、殺されるとわかっていても助けたりはしませんでした。

バルバロッサに対しては今後どうなるのか分かりませんが、最後まで悪役を貫いて欲しいものです。

悪役は悪役だからこそ魅力的なのだと私は思います。

そして許せない悪に対しては徹底的に罰するというシンドバッドのやり方も貫いて欲しいですね。

 

「マギ シンドバッドの冒険」まとめ

比較的大人向けの冒険ファンタジーが読みたいという人におすすめの作品です。

まだまだ夢を持った、世の中の汚い部分を知らない子供にはあまり向いていないかと…。

「どうやったらすべての人々が平和で幸せに暮らせるか」というテーマは、漫画の中だけでなく現実世界でも考えていかなければならないことです。

もしも自分ならどうするか、というのを考えさせられますね。 今だ答えのない問題に、シンドバッドがどういった形で実現するのか、注目せずにはいられません。

マンガワン-毎日更新!最新話まで全話読める無料漫画アプリ
マンガワン-毎日更新!最新話まで全話読める無料漫画アプリ
開発元:SHOGAKUKAN INC.
posted withアプリーチ

 

1巻の感想:偉大な父バドルの存在

マギ シンドバッドの冒険(1) (裏少年サンデーコミックス)

七海の覇王の気になる生い立ちが明らかに!幼いシンドバッドと父バドルの絆が描かれているよ!

マギ本編を読んでいて、シンドバッドの過去にはとても興味がありました。

しかし生まれた瞬間から、正しい運命を選び取る能力を発揮していたとは…さすがシンドバッド。

そんなシンドバッドをユナンより先に導いていたのは、まぎれもなく父親のバドルでしょう。

バドルが強制的に戦争に連れていかれたシーンでは腹も立ちましたが、そこまでの流れがあってこそ、王を目指すシンドバッドの核とも言える部分が出来上がったのではないでしょうか。

シンドバッドに「正しい運命を選び取る能力」があるのなら、敵をかくまったこともバドルが戦争で死んだことも、彼が「王」になるための運命の歯車の一つ。

仕方がないと割り切ることはできませんが、バドルの意思はシンドバッドの運命の中で生き続けるのだと思います。

ユナンに対して、シンドバッドのことを導いてくれと頼んだエスラもまた、母親としてシンドバッドが進む運命の先を直感的に感じていたのかもしれません。

ただ、マギ本編では完全にダークヒーローになってしまっているシンドバッドですが、あれは父や母が望んでいた未来なのか…と考えると、少し切なくなります。

決してシンドバッドが間違っているとは思わないけれど、バドルたちが現在(本編)のシンドバッドを見ると、どう思うのか…。

 

2巻の感想:バアルの力を手にしたシンドバッドの旅立ち

マギ シンドバッドの冒険 2 (裏少年サンデーコミックス)

無事に迷宮を攻略したシンドバッド!いよいよ大冒険の幕が上がる!

初めて手にした金属器のジンは「憤怒と英傑」。

戦争や国に対する強い怒り、そしてシンドバッドの持つ知力や勇気を暗示しているのでしょうか。
そう考えると、やはりバアルにふさわしいのはドラコーンよりも断然シンドバッド。

バアルを手にしたことも、シンドバッドが「王」になるため、運命付けられていたのではないかと感じます。

母親の死は残念でしたが、これでシンドバッドを縛りつけるものは何もなくなり、残されたのは自由。

父と母の想いを背負って旅立つ姿は、キラキラと輝いていてとても素敵でした。

この時のワクワク感や、期待に満ちた輝きをいつまでも忘れないでいて欲しい…。

そしていよいよ冒険の旅が始まりましたが、本編での「シンドリア王国」は、シンドバッドが訪れる様々な国の影響が色濃く出ているな、というのを感じました。

謝肉宴もその一つで、これは元々イムチャックの風習だったのですね。

きっと今後もたくさんの国を訪れ、それがシンドリア王国へと反映されていくのだと思います。
そして最後に、2巻で一番ビックリしたのは、初期ヒナホホのキャラ…。

あんなオドオドしたキャラが、豪快なオッサンキャラになるなんて想像がつきませんよね。
一体彼に何があったのか、気になります。

 

3巻の感想:ヒナホホとジャーファル、それぞれの求める「強さ」

マギ シンドバッドの冒険(3) (裏少年サンデーコミックス)

ヴァレフォールではそれぞれにどんな「強さ」が必要なのか、というのが浮き彫りになっていくよ!

 

3巻ではヒナホホと共に迷宮へと挑戦し、そこでシンドバッドはヒナホホに「強さとは何か」ということを説いています。

ヒナホホは臆病だけど、それは優しさの裏返しでもあるんですよね。

たくさんの家族たちに囲まれて豊かに暮らしていたヒナホホには、「自分のための強さ」ではなく「人を守るための強さ」が秘められていました。

自分の強さの根源を理解したヒナホホは、どんどん戦士らしくかっこよくなっていっていますね。

それに対して、問題なのはジャーファル…。

本編では優しく賢い王の右腕、というキャラでしたが、こちらではキャラがまるで正反対!触る者みな傷つける、トゲトゲだらけのとんでもないお子様でした。

ヒナホホもそうですが、ジャーファルもまたシンドバッドとの出会いによって大きく運命が変わったうちの一人なんだな、というのがよくわかります。

ジャーファルはきっと、「自分が暗殺集団で生きていくための強さ」を求めてここまで強くなったのでしょう。

だから仲間に対しても雇い主に対しても、無関心で無慈悲。

子供ながらに暗殺集団の筆頭になるくらいなので実力はかなりのものなのでしょうが、その強さはかなり不安定で危ういものに感じます。

今後、シンドバッドがどうやってジャーファルの心を打ち解けさせていくのか?というのが、気になる展開ですね。

スポンサーリンク


スポンサーリンク


ジャンルで無料のマンガを探す

タグ

作者名で無料のマンガを探す

おすすめ記事はこちら!

1

一般誌の中に連載されているえっちな漫画って、凄く面白いんですよね。 その理由は、ちゃんと物語にストーリー性を持たせていたり、わざとらしいラッキースケベをこれでもかというくらい持ってくるギャグになってい ...

2

恋愛マンガは少女マンガだけの特権ではありません!!男の子だって、恋愛マンガが読みたい!!っていう人はたくさんいると思います。 今回は、オススメの恋愛マンガを紹介していきたいと思います。 本当はランキン ...

3

僕はパニックホラーや、ダークファンタジーのような暗いマンガを読む事が多いんですけど、その次に読むのが、ギャグ系のマンガ(シュール、コント、ラッキースケベ)など、笑いのジャンルを問わずよく読みます。 今 ...

4

最近流行っている、飯テロマンガ。普通の食事を紹介するだけでなく、居酒屋や燻製、お取り寄せなど、特定のジャンルにフューチャーしてる漫画がたくさんあります。そのジャンルで、何巻も続くの?みたいなマンガもた ...

5

今も昔も、お仕事系マンガは面白いもの。もちろん無料のマンガアプリでもたくさんのラインナップがあります。そんな作品の中から5作品を紹介したいと思います。 聞いたことがある仕事でも、マンガを読めば、実はそ ...

-マンガワンで無料で読める
-,

Copyright© COMIC-APP , 2018 All Rights Reserved.