【無料で読める】ニセコイ 感想 【ラブコメ戦国時代の王道ストーリー】古見直志

ニセコイ 25 (ジャンプコミックス)

作者 古見 直志
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今回紹介させていただくのは週刊少年ジャンプで完結したラブコメディ漫画「ニセコイ」です。

ジャンプでは珍しい王道ラブコメディですが、実はこの漫画が連載していた同時期に多数の恋愛漫画が連載しており、打ち切りの厳しさもありファンの間では「ラブコメ戦国時代」と言われておりました。

しかし最後まで打ち切られることなく一年以上連載し完結した作品はこのニセコイのみ。王道だからこそ、良い。そんなラブコメ漫画を今から紹介していきたいと思います。

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「ニセコイ」のあらすじ

始まりは主人公、一条楽の記憶の中から始まります。

「ザクシャ イン ラブ(愛を永遠に)」

「貴方は錠を、私は鍵を、肌身離さずずっと大切に持っていよう」

いつか私たちが大きくなって再会したら、この鍵でその中の物を取り出すから。

「そしたら――結婚しよう」

そんな約束をしてから10年。錠が開かないまま高校生になった楽ははちゃめちゃな転校生、桐崎千棘と出会います。転校初日で自分を猿女と指さす楽を殴り飛ばした千棘、お互いソリの合わない二人でしたが、失くした錠を一生懸命探してくれた千棘に少し心を許した楽。しかし二人の因縁はまだ終わってはいませんでした。

「お前ら二人には明日から三年間恋人同士になってもらう」

実はヤクザの一人息子だった楽、そしてギャングの娘だった千棘、組どうしの抗争を避けるために始まったニセモノの恋が始まったのです。正にニセコイですね。

周りからは嘘の恋人だとばれないように過ごしていく中、千棘が約束の女の子である可能性が見えてきたり、楽が片想いをするクラスメイトの小野寺小咲や、楽の婚約者を名乗る橘万里花も約束の鍵を持っていたりで物語は多くの人を巻き込んで進んでいきます。果たして約束の女の子は誰なのか?楽が最後に選ぶのは、どの女の子なのか?

 

王道ラブコメディ

転校生の女の子と初日からぶつかるという典型的な始まりをした漫画は最近ではむしろ珍しいのではないでしょうか

そして色んな女の子に好かれて気づけない鈍感な楽、まさにライトノベルの主人公です。

好きな女の子がいるのに他の女の子にもドキドキしてしまうのは男子高校生では仕方のないこと。大勢の読者がきっと共感しながら読んでいたと思います。

 

魅力的な女の子たち

そしてなんといってもニセコイの魅力はそれぞれの個性を持った女の子キャラクターです。

まずニセコイのヒロインである桐崎千棘は、アメリカからやってたハーフの転校生。

金髪のロングに赤いリボンがトレードマークで、一時ニセコイの影響でこの髪型をする女性が増えたほどです。

性格は男勝りで暴力癖があり、転校初日に教室で楽を殴り「猿女」と呼ばれる始末ですが、その反面実は誰とでも分け隔てなく仲良くなれる優しい性格。

楽とは最初喧嘩ばかりでしたが次第に楽を異性として意識し出すようになり、楽の為に身を引いたりと女の子らしい面も見せるようになります。

もう一人のヒロインである小野寺小咲は楽が最初片想いしていた相手。

おっとりした性格で料理はいつも失敗ばかり、そんな守ってあげたくなる大人しめな少女です。

楽への想いは親友の宮本るりしか知らず、ひっそりと相手を思いやる姿は健気で思わず応援したくなります。男性が思い描く、正に現代の大和撫子ではないでしょうか。

そして三人目の橘万里花は三つ目の鍵を持つ楽の許嫁。

小野寺や千棘とは違い楽への想いを積極的にアピールしますがその反面実は生まれつき体が悪く、そんな自分を見せないよう明るく振る舞っています。

また普段はお嬢様言葉を喋っていますが素が出ると九州弁になるというギャップもあります。

好きな人に一目気にせずアプローチする女性は今ではあまり見かけない上、やはり中々出来るものではないので多くの読者がこれに好感を持ち、特に女性は感心したのではないでしょうか。

他にも千棘のボディーガードでありながら楽を意識するようになる平成の忍者・鶫誠士郎や、小野寺小咲の妹である小野寺春も楽を意識するなど、人生に三回あるというモテ期にしては豪快過ぎるほどのモテっぷりです。

正に恋愛漫画の主人公ですね。

 

主人公たち以外にも繰り広げられる恋模様

物語のメインは楽を取り巻く女の子たちの恋愛模様ですが、作中ではその他のキャラクターの恋愛も描かれています

楽の親友である舞子集は担任の先生・キョーコ先生に好意を持っており、先生が結婚することによりその想いを封じるつもりでいたが楽のアドバイスを受けて別れ際に先生に自分の想いを伝えます。

そんな集をはじめは馬鹿にしていた小野寺の親友・宮本るりだったがその内集を意識している自分に気がつく。そしてまだ先生を忘れられない集に堂々と告白し、小咲たちのことを見守ります。

メインとして繰り広げられるお話の裏にある小さな恋物語ですが、個人的にはるりちゃんが自覚して開き直るまでの期間がとてもニヤニヤして面白いのでおすすめです。

 

それぞれの恋愛への向き合い方

最初千棘は楽への想いを認めないと必死でした。

その内その想いを認めるも、女の子らしくない自分に引け目を感じたり素直になれなかったりと、恋愛に対してはどちらかというと消極的です。

が、万里花に嫉妬をしたり他の女のこと仲良くする楽にイライラしたり不安になったりもします。そして後半。小野寺の楽への想いを知ってしまった千棘は恋と友情の間で揺らめきます。

そして楽が小野寺を好きだと知って千棘は身を引こうとしますが、同じく楽が好きな万里花に本当に好きならなかったことにするなと叱咤され楽の元へと走ります。

小野寺は中学生の頃から楽を好きだった女の子です。初めは楽と両片思いでしたが物語が進むにつれ、楽の想いが千棘にあることを知ります。だって好きな人のことですからね。

実は楽と約束をしていた女の子は小野寺だったのですが、今の楽にはもう選ぶ女の子が自分ではないと知っていながらも自分の想いに踏ん切りをつけるため楽に告白します。そして楽に鍵を渡し、楽を千棘の元へ行かせます。

万里花は作中の誰よりも恋愛に積極的ですが、その分誰よりも実は鋭く、楽が誰を好きで誰が楽を好きなのか殆ど分かっていたように思います。

けれど自分が好きと言う想いは変わらないようで、例え何度フラれても積極的にアタックをしていました。しかし最後には好きな人の本当の幸せを願い、千棘を楽の元へと行かせます。

鶫誠士郎は千棘のボディーガードとして、千棘と同じく初めは楽をどちらかというと敵視していましたが、次第に楽に心を許し、異性として意識し始めます。

その結果今まで男のように生きていたはずが女の子らしい一面を見せるようになりますが、自らが守るお嬢の恋人と言うことで自分の想いを固く封印します。

小野寺の妹である小野寺春も自らが恋い慕った王子様の正体が楽だと言うことを知り楽への想いを自覚するが、姉が楽を好きだと言う事実を知って黙ってその身を引きます。

 

「ニセコイ」の感想まとめ

ニセコイはラブコメディ漫画です。

ドキドキしたり大笑いしたり……けれど、恋愛について多く考えさせられる漫画です。

人それぞれ恋愛への向き合い方があって、同じ人を好きになってもそれぞれ行動は異なります。

しかし好きな人が出来た時、その恋愛への向き合い方はそれぞれだとしても全員が最期には「好きな人の本当の幸せを願う」結果となったのは、ニセコイに出てくるキャラクターたちの大きな共通点と言えるでしょう。

本当に好きならその人の為にどうするか。ドロドロした展開や大人の展開も恋愛の醍醐味ではありますが、ニセコイは誰もが納得できる結末になっていると思います。

王道だからこそ、色んな恋愛漫画を読んだことのある方にむしろ進めたい作品です。

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