【無料で読める】オトメン 感想 【イケメン、スポーツもできる乙女な男子】菅野文

12月 5, 2017

オトメン(乙男) 1 (花とゆめコミックス)

作者  菅野 文
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今回紹介するのは、 乙女的趣味嗜好特技をもつ、乙女チックな男性が主人公の「オトメン」です。

ありのままの自分を認められずに悩んでいる人が読んだら絶対に勇気をもらえるおすすめの漫画です。

「オトメン」は白泉社の公式アプリ「マンガPark」で無料で読む事ができます。

 

「オトメン」のあらすじ

主人公の正宗飛鳥はイケメン高校生です。剣道では全国一の腕前の持ち主。ある日美少女りょうに一目惚れします。

しかしそんな正宗飛鳥には秘密がありました。本当は、ふわふわ、きらきら、キュート、 スイート、恋物語が大好きな飛鳥。

父が女になりたいと出て行ってしまった事で母に男らしく育てられたので本当の自分をさらす事が出来ません。

しかし恋人りょうを始め個性豊かな友人達を励まし励まされながら、だんだん自分を認めて受け入れて行きます。

厳しい母には認めてもらえるのでしょうか?りょうとの恋の行方はどうなって行くのでしょうか?

 

オトメン増加、正宗飛鳥に功労賞

オトメン連載開始当初は、オトメンなんて斬新な設定でした。

正直、オトメンは、男が好きなんじゃないのかと勘違いしてました。しかし時は流れてオトメン男子が増加し、今はオトメンが常識になったような気がしています。

みな隠すのをやめたからだとしたら正宗飛鳥に功労賞を与えたいです。

生物学的には、男の人は女性らしさを女の人は男性らしさを持っているもので年をとると男性ホルモンや女性ホルモンの減少に伴い性別が曖昧になっていくそうです。

という事はやはり、男らしく、女らしくっていう言葉に縛られて男は強く、女は家庭的にと振舞ってきただけだったのでしょう。オトメンは、そうじゃなくていいんだと言う力強いメッセージを感じます。

 

正宗飛鳥は文武両道かつ、男女両道

飛鳥のイケメンぶりとオトメンぶりは目を見張るものがあります

顔が良くて剣道全国一ってだけでも最強なのに、美味しいお弁当、ケーキ、裁縫に、掃除が得意で可愛い過ぎです。

りょうのおじいちゃんのお世話するシーンをみたら結婚したいキャラクターランキングで一気に上位に食い込んでくる勢いを感じました。

性格も優しく、嘘をついていたお母さんにどこも悪くなくて良かったと言う飛鳥はとても良い人です。オトメンはオトメンを呼び飛鳥のまわりにはオトメンであふれている所も面白いです。

 

友達の全てを受け入れ認め合う飛鳥

お母さんが女性として生きたいお父さんみたいにならないでと男らしさを強要した結果良くも悪くも今の飛鳥になったわけです。

親の為に自分らしくいられないで、常に葛藤してきた飛鳥です。

でもその反面教師のせいで友達のありのままをみとめる優しく理解ある個性が産まれたような気がします。

お母さんはとてもひどいことをしてきましたが、息子を愛するあまり方向を見失ってしまっただけですね。

 

飛鳥に関わる個性的な人々

飛鳥が一目惚れする男らしく不器用なりょうからはじまり少女漫画家の橘充太、メイクが上手な多武峰一 、花を愛する 黒川樹虎など個性豊かな友達がいます。

みな、得意な分野への情熱がすごくて今すぐ働けそうなプロフェッショナルぶり。実際充太は、少女漫画家で漫画賞を受賞しているほどです。

面白いのは、男らしいりょうのあまりにもひどい不器用ぶりです。

バレンタインのチョコはチョコには見えず毒クモのようだし、料理も地獄煮込みのような出来、引っ越しの感動的な場面で渡したツギハギだらけのクマのぬいぐるみには大爆笑。

時々、飛鳥はりょうで本当にいいの?と疑問が沸きますが、りょうの強さと凛とした美しさを持つ女性は稀なので、多少の不器用差は気にしない様にします。

次に好きなのは、多武峰一が、可哀想な女性をみると放っておけずにメイクで輝かせるところや、おばあちゃんのメイクの話もとっても良くて人の喜ぶ顔がみたいと言った多武峰一に飛鳥とどっちがカッコいいか迷うほどに。

お父さんにメイクでトップを目指せと認めらた時は、なぜか誇らしい気分になりました。オトメンは、 主人公以外の話でも無駄がなくとてもひきこまれるのです。

 

飛鳥のハッとするありがたい名言

飛鳥は、自分が長い間オトメンを隠してきた為に人の気持ちが良くわかる優しい人です。そんな飛鳥が言ったシビレるセリフベスト3を紹介します。

漫画賞を受賞したけれど、素顔を明かせない橘に言った一言

「隠している事を詮索するつもりはない」

シビレます。

 

女性らしい事を何一つ出来ないりょうに言った一言

「そのままでいい」

シビレます。

 

男っぽかった時は振り、女らしくなったらよりを戻したいという萌松音羽の元彼に言った一言

「女らしいとか男らしいとか人を好きになるのにそんな事関係ないだろう」

シビレます。

 

もっともっとあります。飛鳥は人の触れて欲しくない部分を優しく包んでくれるのです。みな、飛鳥の言葉を胸に自分らしく輝けるのでした。

 

息子が心配なお父さん

虚無僧になったり、紫の怪人の人になったり、パティシエのシェフとして正体を明かさずに一緒にケーキを作ったりそんな優しくいつも飛鳥を見守る素敵なお父さん。

飛鳥は、お父さん似で本当に良かったです。飛鳥を助ける為に自分の息子だと言うシーンはジーンときました。泣き虫なオトメンなお父さん、また一緒に暮らせるといいですね。

番外編ガラスの仮面のパロディー「ガラスのオトメン」では、以前から紫のバラの人みたいに描写されていたお父さんも登場。白目をむくシーンも忠実に再現されていました。クオリティ高く面白かったです。

 

ハッピーエンド感動のラストシーン

みんなを守る為に、みんなと距離を置く飛鳥。

そんな飛鳥の優しさを知り友達がどんどんカミングアウトする卒業式は号泣でした。

この卒業式のシーンで最終回でも良かったくらいです。

しかし、さらにふた山あります。記憶喪失になった飛鳥、そのおかげで家族が再生し、思い出の味、りょうのガトーショコラを食べさすシーンはガトーショコラのビジュアルのせいで感動が笑いに変わりました。

さらに飛鳥とりょうの結婚式。お母さん二人が登場するのはオトメンらしい最終回です。

 

「オトメン」の感想

オトメンは、毎巻ラストで「え?次はどうなるの?」と期待を持たせて終わるので待ち遠しく過ごせる時間が好きでした。

男だの女だの関係なく、個性を生かす事が大切だと教えてもらいましたね。

 

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