【無料で読める】すうの空気攻略 感想【島育ちの少女が挑むのは「本土の高校」という高難易度社会!?】

すうの空気攻略(1) (サンデーうぇぶりコミックス)

作者  福井セイ
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舞台はとある高校、主人公は島育ちの新一年生の少女。

島に子どもは少女一人だけという環境だったため、彼女には同じ年頃のクラスメイトがいませんでした。

島を出ての新生活、出会う人は誰もが初対面です。自分はちゃんと高校生活が送れるのでしょうか? そんな少女に、母は一冊のノートを授けます!

――そのノートがなかったら、少女はわりと普通のスクールライフが送れた気がする、というのは、言っちゃいけないお約束でしょうか?

冒頭から腹筋耐久レースを強いられる、「すうの空気(フェイズ)攻略」はそんな作品です。以下、「空気」は「フェイズ」と読んでください。

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「すうの空気攻略」あらすじ

海島雛(すう)は島育ちの少女。島の子どもはすうだけで、中学生まで遊び相手はネコでした。

そんなすうですが、本土の高校に進学することを決意します。

たった一人で初めてのスクールライフに挑むことになる娘すうに、「お母」ことすうの母親が授けたのは一冊のノート。

それは、お母の血と涙が多分滲んでいない研究の成果である、『空気攻略マニュアル』。

すうはそのノートを携えて、本土の高校生活に立ち向かうのです!

これでもかと厨二表現が乱舞する『すうの空気攻略』は、うぇぶりサンデーで連載中、単行本は既刊3巻まで出ています。

 

だいたいすべてお母のせい

まあ最初のページでわりと察しました。お母、顔が出てないんだもの。

すう本人は、ごくごく普通ののんびりやさんで天然気味な純粋少女です。母はすうを島の自然に委ねて育てたに違いない、きっと。

その母から授けられた『空気攻略マニュアル』は、見事なまでの厨二言語満載の一冊となっています。

厨二表現ってわりとセンスが必要なんですよねぇあと厨二系知識。

つまりはお母さま、その道にどっぷりな人じゃ……彼女はなんで島で一人子育てをしていたんでしょう?

まさか闇を掌(つかさど)る組織から追われた終末の魔女の一人!?(※ そんな設定はありません。)(※2 なお、お父様の姿は現時点で未確認です。)

すうはお母のマニュアルに振り回されながら(言っちゃた!)も、高校生活をよちよちとはじめます。

クラスメイトのメグこと都条恵に始まり高校のヒエラルキートップの八女しらゆり(通称:しーちゃん。ただしすう限定)など、ターゲッティング対象を着々と落とすその手腕、只者ではないです。

やはり血は争えないということなのでしょうか……?(多分違う。)

 

不安な新生活もこの攻略ノートがあったら楽しくなるかも?

新学期って不安ですよね。特に高校一年生は、同じ地元で育ってきた友達と離れてしまうことも多いです。自己紹介もいやですよねー。

自分で自分のことを説明するのって、実はとっても難しい。

現役学生の皆さん、心配しないでください。こんな不安、社会人になってもわりと付いて回ります。

むしろ社会人になってからの方が、初対面の方と出会う回数は多いのです。

しかも時期を選ばなくなります。ランダム発生イベントです。フラグがあったらへし折りたい……。

そんな世間ではありますが、本当はそんなに気構えなくてもいいのかもしれません。

すうが困難にぶち当たるたび、まるで未来予測をしていたかのように対策を解説するお母の『空気攻略マニュアル』ですが、あってるようで微妙にあっていなくて、なんだかこう、笑うしかなくなってくるのです。

 

すうの健気さがいじらしくていとおしい

この作品を一段と面白くしているのは、なんといっても主人公のすうこと海島雛のキャラクターではないでしょうか。

素直で純粋で、お母に授かった『空気攻略マニュアル』だけを頼りに、心細い新学期を迎える――自己紹介が始まって、不安でいっぱいのすうに、お母のノートが語りかけます――

『自己紹介が無難になるのは中学の知り合いがいるからなの。その点すうは安心よ。さぁお姫様、自分を解き放ちな!』(※要約)

それに答えてすう曰く

『解き放ちすぎちゃう コレ?!』

と、こんな具合に繰り広げられる親子漫才がたまらなくおかしいです。この攻略ノート、お母によるすうへの無茶ぶりの連続とも言える気がしてきます。

でもその無茶ぶりとも思える試練の数々を、すうは真正面から受け止めて乗り越えていきます。

その結果、「空気攻略研究部」略してふぇいぶが結成され、部員が少しずつ増えていく――これは、すうのがんばりの賜物ではないでしょうか。

お母にはちょっといろいろ聞きたいことが山ほどあるのですが(お母は実は島から一度も出たことがないような気が……あれ?そうするとお父さん誰だろう?)、すうをはじめとするふぇいぶの面々もかわいい子ぞろいなんです。

頼られることがうれしくてついエアリーディング上級者の仮面をかぶってしまうメグちゃんも、学校内的にも社会的にも間違いなくヒエラルキートップだというのに信じられないくらい謙虚で気配りをなさるしらゆり先輩も、本当にかわいい。中身が。

 

「すうの空気攻略」の感想まとめ

3巻では新しい仲間がまた増えるということなので、これからも先が楽しみな作品です。

新学期だけじゃなくて、新生活をスタートすることに不安をいっぱい抱えている、そんな人にぜひ読んで、笑ってもらいたいなあという作品です。

あと、書籍版は目次のページが見事な厨二語録になっているので、これちょっと辞書登録しとこうかなって考えてます。マジで。

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