【無料で読める】テラーナイト 感想・ネタバレ 【口裂け女ってこんなに可愛かったっけ?】月見隆士

12月 13, 2017

テラーナイト(1) (裏少年サンデーコミックス)

作者 月見隆志
発刊数 1巻(2017年9月)
無料で読めるアプリ マンガワン

今回、紹介するのは、「テラーナイト」です。

オカルト嫌いな少年が美少女口裂け女と出会い、テラー(恐怖)同士の戦いに巻き込まれていくというストーリーです。

「口裂け女」というと、醜いイメージを想像しがちですが、このマンガはむしろ可愛い女の子がメインの漫画になっています。

本作は、小学館の公式アプリ「マンガワン」で無料で公開されています。

小学館公式の「マンガワン」で無料!
マンガワン
無料でインストール ⇒ ストアでレビューを見てみる ⇒

「テラーナイト」ストーリー

主人公はオカルト嫌いな少年・セイ。

彼は偶然、可愛らしい口裂け女の少女に出会います。彼女は通常はただの可愛い女の子なのですが、感情が高ぶると口が裂けてしまうのです。

初めは驚き、恐怖するセイですが、「いつもこうして怖がられるの…」と涙する口裂け女を見て、同情心が湧きます。

そこへ現れた謎の2人組。彼らが口裂け女を殺そうとしていることを悟り、セイは、必死に口裂け女を守ろうとします。

その「同情心」を、口裂け女に「恋心」と勘違いされ、セイは取り憑かれる羽目に。こうしてセイは、テラー同士の戦いに巻き込まれていくのです。

 

”テラー”という設定

まず、テラーの設定が非常に面白いです。

はじめは、口裂け女だとか八尺様だとか、世に語り継がれている都市伝説、人ならざる者のことを表しているのかと思いました。

しかし実際には、テラーは2種類あります。いわゆる妖怪のテラー(恐怖、と表現されています)そして「恐怖」の語り部となる、人間のテラー

つまりテラーとは、2人1組で形成されているのです。何だかバディみたいで、面白いですね。

確かに都市伝説って、噂として語り継ぐ人がいなければ広まらないし、すぐに廃れてしまいます。

だから語り部が必要というわけで、なるほど、斬新だけど理屈の通った設定になっています。

 

口裂け女の”語り部”になるとは?

主人公・セイが出会ったのは、口裂け女。口裂け女は、最も有名な都市伝説といっても過言ではないですね。

「私キレイ?」

マスクをとると、口が耳まで避けている!

「これでもキレイ?」

ナタを持って追いかけてくる!

日本人ならば誰でも知っているであろう口裂け女像ですが、本作品の口裂け女は、ちょっとイメージが違いますね。

可愛らしいです、とっても。見た目は普通の女の子だし、精神も実に普通、恋愛に憧れる、思春期の少女という感じです。

口裂け女が恋愛脳なばかりに、セイは言動の一つ一つを恋愛的に解釈されてしまい、挙げ句の果てには、口裂け女に取り憑かれてしまうのです。

取り憑かれる、すなわち口裂け女の語り部になるということ。語り部になったら、恐怖と一連托生。逃げることができない状態になりました。

この口裂け女ちゃんは、ちょっとメンヘラ気質と言いますか、セイが少しでも(恋愛的に)ネガティヴなことを口走ると、「私を騙したのね…!」と怒りに我を忘れて暴走してしまいます。

この豹変っぷりは、読者側も心臓が止まりそうです(笑)

平常時の口裂け女ちゃんは可愛らしいので、微笑ましい恋愛コメディという感じで読み進めていけますが、ひとたびキレた彼女を見てしまうと、(うわ! やっぱりコイツ、口裂け女だ!)と戦慄します!

これが流行りのギャップ萌えか。いや萌えないです怖すぎます。

 

テラー同士の戦いも見どころ

セイと口裂け女のやり取りを見ていると、恋愛コメディのようなテイストなんですが、この作品には、もう一つの要素があります。それが、テラー同士のバトル

テラーたちは殺し合いをする宿命であり、妖怪のテラーは敵のテラーを「喰う」のです。

セイと口裂け女は、他のテラーに命を狙われる羽目になるのですが、口裂け女の強さは桁違いということで、なかなか直接対決で勝てるテラーがいないようです。

やっぱり最も有名な都市伝説の彼女ですから、それだけ強いということなんでしょうか。

また、他のテラーは敵を喰うために戦うのですが、口裂け女は、セイを守るために戦っています。

セイも、なんだかんだ言って口裂け女のことを大事に思っていて、必死で彼女を守ろうとするのです。

口裂け女が、ナタを振り回して戦うシーンは、とってもかっこいいですし、セイと口裂け女が互いを守るために奮闘する姿は、見ていて気持ちがいいです。

人間と妖怪ですが、幸せになってほしい2人ですね。

 

オカルト好きにはたまらない登場キャラクター

敵キャラクターは、当然怖い話出身の妖怪たちなんですが、怖い話、都市伝説などが好きな人ならば、聞いたことのある輩がたくさん出てきますよ。

例えば、ヒサルキ・邪視・くねくね、などなど、主にインターネット上で語られているイメージの妖怪ですね。

そう考えれば、まだネットが発達していない時代から、口承で広がっていった口裂け女とは、格が違うというのも頷ける気がします。

でも、比較的新しい話でも、爆発的に有名になったものもありますし、手強い敵のテラーが現れるのが、楽しみですね。

次々と妖怪の類が出てくる辺りは、地獄先生ぬーべーを思い出します。

地獄先生ぬ〜べ〜 1 地獄先生ぬ~べ~ (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

妖怪がいろいろ登場しますが、別に元となる怖い話を知らなくても、問題なく楽しめます。

もちろん、元のストーリーを知っていれば、妖怪のビジュアルを見て、更に楽しめそうです。

個人的には、ヒサルキの単細胞男子と、ヤンキー系女子のコンビは大好きですし、くねくねのテラーについては、(なるほどなあ)と感心しました。

 

「テラーナイト」の感想・ネタバレまとめ

オカルト・コメディ・そして恋愛。さまざまな要素が詰め込まれた作品です。

そういう意味では、守備範囲が広いですね。オカルトと言っても、ホラー要素はほぼ無いので、怖い話が苦手な人でも大丈夫ですよ。

また、コメディ要素が随所に活かされていて、軽快なテンポで読める点が、ポイント高いです。

シリアスとギャグの緩急のつけ方が秀逸です。絵も可愛らしく、恋愛ストーリーとしても普通に楽しめます!(まあ人間と妖怪なんですが)

「テラー」という設定も斬新で興味深く、思わず次から次へと読み進めてしまう作品です。

 

こちらの無料で読めるマンガもおすすめだよ!
スマホアプリを使って、無料で読めるマンガを紹介しています。現在、250作品以上あるので、暇つぶしにどうぞ。
無料のマンガ一覧を見てみる⇒
 
\こんなマンガが無料で読める/