【無料で読める】自殺島 感想・ネタバレ【生と死をテーマとしたサバイバル生活】森 恒二

12月 14, 2017

自殺島 1 (ジェッツコミックス)

作者  森 恒二
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今回ご紹介したい漫画は「自殺島」という漫画です。

この作品では、自殺未遂を何回も繰り返し常習指定がついている人には、生きるという義務を放棄するよう選択ができるようになっています。

生きる義務を放棄したいセイは何回も自殺を繰り返し生きる義務を放棄します。

セイにとっては生きる義務を放棄=安楽死と思っていたようですが、実際は自殺島と呼ばれる島に行かされてしまいます。周りは海で離れ小島な自殺島で生きるか死ぬかのサバイバル生活を描いた作品です。

「自殺島」のあらすじ

主人公のセイは生きることについて何度も疑問を持ち自殺未遂を繰り返していました。

この物語は自殺未遂を何回も繰り返し、常習指定がついている人には生きるという義務を履きするように選択ができます。

生きる義務を放棄したいセイは病院で同意書にサインをします。これでやっと死ねる…と思いながら意識を失ったセイですが、実際に目が覚めると水知らぬの島に連れていかされていました。

その島の名前は自殺島と呼ばれている島で、セイの他にも生きる義務を放棄した自殺未遂者達が送り込まれる島だと知ります。その島から出る手段がわからないとわかった時点で飛び降り自殺をしてしまう人やわけもわからず暴走し殺人を犯してしまう人が出てきます。

殺人などを犯しても、何をしても警察などの存在はないため、いわば本当の自由な島です。食料品や水などの支給はなく、まさに死にたくなければこの島でサバイバル生活をするしかない。

という恐ろしい島です。セイの周りには食糧難で餓死してしまう人や殺しあって食料を奪ったり、別のチームの人たちがいたりとまさに生きることに必死な人たちが出てきます。

果たしてセイや他の人の運命は。そんなサバイバル生活が描かれた作品です。

 

リアリティのある内容でハラハラドキドキ

この作品は自分が生き残るためならなんでもする。というサバイバル生活が描かれていますが、キャラクター一人一人の心境や表情がとてもリアリティがあり読み手側がハラハラドキドキします。

自殺島から出られないとわかったときの絶望感や、食料の奪い合いなど、まさに現実にありそうでとても面白いです。

サバイバル生活なので、自作の弓や盾、槍を作ったりと、かなりの本格的な作品です。自殺島に送られるときの支給品などもないため、すべて自分の知識で補わないというところがやはり醍醐味の一つですね。

ある時は自殺まで考えていましたが、生きるためにみんなと積極的にかかわり、困っている人がいたら助け悩んでいる人がいたら一緒に解決をし…ととても人間味があってよかったです。

自殺島についた時はみんな絶望的な表情でしたが、生活基盤ができていくとともに、みんなの表情が明るく楽しそうになっていく変化がよく描かれていると思いました。

中には自殺をしてしまう人や自殺をさせようと負の言葉をかけたりと、本当にいろんな裏の顔が見られたりなんかもしますので、人間きれいごとだけじゃ生きていけないのだな。

と思います。主に2つのグループがありますが、セイが所属する合議制なグループとサワダ率いる独裁制のグループの考え方の違い、下の者たちの考え方、思い方など、現実的な社会でありそうなところをメリットデメリットの両方が描かれているので、とても身近に感じました。

 

新しい命への向き合い方

登場人物の中にナオという娼婦の役割をしていた女の子がいます。

その子はサワダのグループにいましたが、セイのグループへきて、みんなと一緒に過ごします。

娼婦の役割をしていたので、男性からは好かれていましたものの、やはり女性からはあまり好かれていないナオでしたが、妊娠を機にみんなに受け入れられるようになります。

みんなの身重のナオへの労りもですが、妊娠を嫌がっていたナオ自身がお腹の中にいる新しい命を大事にしていくところがとても良かったです。

途中、もしかしたら生まれないままナオが死んでしまうのでは?とハラハラしましたが、無事に生まれてきたので本当に良かったです。

リブもまた、昔は養父に性的暴力を受けなかなかセイに心を許しませんでしたが、セイとリブは結婚式を挙げ、子供を授かることができたのでがとても良かったですね。

こういった奪われていく命だけではなく、新しく生まれてくる命もあるんだ。と希望のような形で描かれているのがとても印象的でした。

 

最初から最後までしっかりと描かれていた作品

やはり生と死をテーマにしていますので、ラストは難しいのでは?と思っていましたが、とても綺麗にまとまっていて最後まで楽しめた作品でした。

最初はみんな死んでしまうのでは?と思っていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれたので良かったです。個人的にはハッピーエンドが好きなので良かったです。

リョウも好きだったので最後死んでしまったのは残念でしたね。最初から最後まで生と死をしっかりと描き完結させていたのですべて読んだ後もサッパリとして良かったです。

 

「自殺島」の感想まとめ

全17巻と少し長い作品ですが、この作品のテーマである生と死がしっかりと描かれていてとても良かったです。

暗い部分もありますが、それに負けないくらい明るい部分もあり、最初から最後まで対照的にしっかりと描かれているためメリハリがあって良かったです。

今こうして生きられるとこはとても幸せなことなのだと思い知らされる作品ですね。

人間のドロドロした部分、嫌な部分もしっかりと描かれていますので、そのような人間味のある作品が好きな方にオススメしたい作品です。

 

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