うそつきは初恋のはじまり 感想【双子の姉で地味な私が妹の彼氏と?】

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うそつきは初恋のはじまり(1) (マンガボックスコミックス)

私が今回紹介するのは、奇妙な偶然から始まってしまった化石女子の初恋を描いた「うそつきは初恋のはじまり」です。

全く性格も雰囲気も違う双子の姉妹が、同じ男子に恋をするハラハラドキドキのシンデレラストーリーです。

うそつきは初恋のはじまりは、マンガボックスで連載していましたが、完結しました。

読みやすい「マンガボックス」

 

「うそつきは初恋のはじまり」

ストーリーは、主人公であるいわゆる地味系女子の姉が、ひょんなことから、明るく人気者である双子の妹の彼氏に人違いされてデートをするところから始まります。

主人公はアンモナイトを愛する女子高生で、今多く見かける「歴女」などと呼ばれる女子のような感じのタイプのようです。

その中でも考古学にのめり込んでいる主人公は、生身の恋愛というものをしたことがなかったのです。

というか、恋愛というもの自体にこの時は興味がないと言った感じでした。

しかし、友人の好奇心から、主人公は見た目を妹にそっくり似せた形で街を歩くことになりました。

そんな時に運悪く、妹の彼氏である小國くんに鉢合わせてしまいます。

学校では性格もちがうし雰囲気も隠と陽といった双子ですが、外見を妹の私服にし外を歩いていると元は似ている双子ですからそっくりなのです。

案の定、妹の彼氏である小國くんも、勘違いをしてしまい声をかけられてしまいます。

そこからデートは始まってしまい、産まれて初めてのキスまでされてしまった主人公は生身の男子に恋をしてしまいます。

今まで明るく人気者の妹にどこか劣等感のあった主人公は、この小さなうそを機に略奪愛、そしてシンデレラストーリーを歩んでゆくのです。

 

隠の姉と陽の妹

双子というのは、見た目も性格も全く同じで、行動なんてシンクロするというイメージがあります。

たしかに、よくテレビのおもしろ動画などでは寝相が同じだったり、好きなものを質問すると同じ答えが返ってきたりというものがあります。

そのようなイメージが双子には強くある気がします。

しかし、このマンガの双子は、もとの見た目こそそっくりではありますが、雰囲気や性格が真逆なことから周りからはあまり似ていないと言われます。

世間的にはやはり、明るい雰囲気で友人の多い妹の方が良い子とされ、それが考古学を愛する控えめな性格の姉には良い感情はありませんでした。

顔が似ているからこそ、比べられるのは辛いものがあると思います。

兄弟姉妹であっても、お互いを比べられることはあまり好まないものです。

まして双子となれば、友人や先生、親でさえも比べてしまうものです。

その劣等感が常にあった姉の気持ちは、共感できる人も多いのではないかと思います。

 

強く言えない姉

やはり明るく人気者である方が良いと思われるのは仕方ないことです。

ですので、主人公は妹が理不尽なことを言っていたり自分と違う意見を言っていても、心の中では否定をしても表立って口にすることはできていないようでした。

周りから似ていない双子と言われた時に、そんなことない、そっくりだと言い張る妹に対して、心の中では猫かぶり女!と罵っていますがやはり口には出せません。

主人公が小さい頃に気になる男子がいた時も、妹はそれを知っていながら横取りをしたようです。

しかし、そのことも友人に愚痴る程度で本人にはなかなかいうことができないのです。

言ってしまえば結果は、人気者の妹がいじめられて可哀想という周りの雰囲気になってしまうのは目に見えているからです。

同じ顔でいるというのはなかなか周りからは内面を見てもらいづらく、色々と苦労するところがあるようです。

 

知っていてデートをする小國くん

さて、このストーリーの肝となり、スタートとなったのはやはり、妹の彼氏である小國くんが姉妹を見間違えて主人公をデートに誘ったことから始まります。

しかし結果的に、小國くんはデートの相手が主人公である姉だと気づいていたのです。

最初から気づいていながらそれを言わずにデートを続ける小國くんと、途中から普通の女の子のようにデートを楽しみ始める主人公に、小國くんの小悪魔感が垣間見えてドキドキしてしまいます。

 

応援したくなるポイント

やはり読んでいて、劣等感の塊のような主人公にはがんばれ!と思ってしまいます。

小國くんも小國くんで、ちょっとチャラ男感があり、主人公はとても振り回されています。

しかし初恋でされることには全てドキドキ、不安も人一倍の主人公の恋愛初心者感がなんともはまってしまいます。

今まで気になる子を奪われたり、私生活上常に比べられてけなされることも多かった主人公が、初めて優位に立てる状況になったときには、こっちが嬉しくなってしまうほどでした。

振り回す小國くんはもちろん、双子の妹との関係の変化なども見ていて引き込まれるポイントです。

また、唯一気を許せる友人は、考古学のことで仲良くなるきっかけを持った子でした。

ゆえに、その子と同じ大学で同じサークルに入ることを楽しみに高校生活を送っていた主人公でしたが…

この友人がまた、小國くんや妹との関係を面白くさせていく肝となるのです。

ドキドキきゅんきゅんし、ハッピーエンドとなるこのマンガは読んでいても幸せな気分になりますし、とてもオススメです。

 

「うそつきは初恋のはじまり」の感想・ネタバレまとめ

少女漫画が大好きな人ならたまらない学園もの、イケメン彼氏、双子など好きな内容盛りだくさんです。

疲れた頭を漫画で休ませたい時に読んでもらいたい、そんなマンガが「うそつきは初恋のはじまり」ですね。

読みやすい「マンガボックス」

 

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他の方の感想もどうぞ

「うそつきは初恋のはじまり」は女性から人気があり、感想を別の方からも頂きました。こちらも、ぜひ読んでみて下さい。

こはくと知っていて

こはるの様な格好でいたこはくは、小国くんにこはると間違えられます。

途中でこはくと気づいたクセに別れ際でキスされます。

考古学に夢中で恋なんてした事ないこはくにからかってキスするなんて小国くんは、悪〜い男の子です。

モテモテイケメンの小国くんに寄ってくる女の子は山ほど居るけど、こはくみたいな変わり者は出会った事のないタイプだったのでしょう。

最初の勘違いデートの時から結構気があってたから恋に落ちるのは早いんだろうなと思いました。

「うそつきは初恋のはじまり」というタイトルですが、嘘はついてないんですが、勘違いや自分の気持ちをごまかしたりなんだか可愛い嘘なのです。

みんな誰しもそんな嘘をついた甘酸っぱい思い出がよみがえります。

なんだかんだで、もてるこはく

化石女なんてこはくは言われてるけど、男の子って好き好きと自分への執着心が強いタイプの女の子より夢があって自分を持っている女の子の方が何故か気になるし、心強くて安心なんですよね。

小国くんも門馬くんも子供っぽい男の子じゃないので尚更です。モテモテのこはくは、地味系高校生の希望の星です。

親友つじちゃん

こはくみたいなオタクっぽい女子って友達が居なそうですが、居なくても大丈夫っぽいのですが、こはくには、もったいないくらいの親友がいます。

つじちゃんは、こはくと同じ考古学オタクです。考古学オタクなのに、こはくと違ってオシャレで可愛い、しかも優しい子です。

門馬くんと上手く行って欲しいですね。しかし、少女漫画は、彼氏と元彼、彼女と元彼が違い場所に居すぎです。現実だったら気まずいですよね。

いいやつ門馬くん

門馬くんいいやつなのに結果的にこはくは門馬くんを傷つけちゃてこはくは何やってるのという感じです。

こはくの小国くんへの気持ちに勝てずに身を引く門馬くんですが、あのシチュエーションでさよなら出来る門馬くんは、ドMなのかと思いました。

どう考えても小国くんと門馬くんを比べたら門馬くんの方がいい男です。しかも考古学という稀な趣味で繋がっているのですから。

こはくが大人になった時に結婚するなら門馬くんだったなと後悔しそうな相手です。まあ本命彼氏と付き合う前に他の人と付き合ってやっぱり違うって展開は、少女漫画のお約束ですからね。

こはくとこはる

こはくとこはるは双子だけれど双子というよりは姉妹のようです。

仲が悪いようで、こはるは、こはくに思いやりを持って接しています。小国くんの事もこはくの方がわかっていると思ったのでしょう。

振られたらあっさり身をひくこはるは、思いの他優しい人でした。お揃いの浴衣なんか着ていると二人ともふわっとしててやっぱり双子って可愛いなと思いました。

こはくとこはる、名前も一文字違いなのに全然印象が違う響きです。ネーミングセンス抜群です。

小国の過去

名子役だった小国くん。

今まで誰にも話さなかった過去をこはくにだけ告げた小国くんです。

こはくの考古学へのひた向きな気持ちと自分の本当の思いが重なりこはくだけはわかってくれると思ってくれたのでしょう。

こういう自分だけ特別なんだよって感じの扱いをモテモテの小国くんからされたらみんなに言いふらしたいですよね。

しかし、言いふらしたら最後です。女子から総スカンを受けるでしょう。モテモテイケメン男子と付き合うと失うものも多そうです。

本音を話した小国くんは、いつもの軽い小国くんよりカッコイイと思いました。名子役の悩みは、なんだかリアルに感じました。

この後、小国くんが芸能界に復活したら、クラスの女子からの総スカンどころではなくスクープされちゃったりするのでしょうか。こはく、ピンチですね。

まとめ

双子の姉妹とイケメン男子の三角関係のお話ですが、結構すんなりこはるが諦めてくれるところは、傷が浅い感じでみてる方のハラハラ感も低くて今時の描写だなと思いました。

最近の漫画は絵も内容も凝ったものが多くて面白いのだけれど読んだ後に疲れがどっと出る時があります。

「うそつきは初恋のはじまり」は単純明快で分かりやすいので昔こんな内容の少女漫画読んだなと懐かしんで読むのもいいと思います。少女漫画が大好きだった大人の女性にお勧めします。

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