【無料で読める】「死がふたりを分かつまで」 感想・ネタバレ 【盲目の男と予知能力を持つ少女のハードボイルドストーリー】

死がふたりを分かつまで 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

作者  たかしげ宙
作者 Double-s
無料で読めるマンガアプリ  マンガUP!(ストアへ)
最新刊をチェック ⇒ amazonで探す

今回、紹介するのは、「死が二人を分かつまで」です。

盲目でありながら杖に仕込んだ刀を振るい、圧倒的な強さを誇る土方護と、予知能力を持ち、危険な組織に狙われる中学生の少女・遠山遥。

「私を助けて! 契約期間は、死が二人を分かつまでよ!」

運命的な出会いを果たした2人が、世界を股にかけ戦いを重ねていくストーリー。20巻を超える長編になっています(26巻で完結)。

また、原作のたかしげ宙先生は、スプリガンやレッドデータブックの原作もされています。

「死がふたりを分かつまで」は、スクウェアエニックス公式のマンガUP!で無料で読む事ができますよ。

 

「死が二人を分かつまで」のあらすじ

主人公の土方護は盲目ですが、最新テクノロジーを駆使した特殊サングラスを使用しており、超音波の音響データを網膜に映し出すことで、周囲の人や物の形を理解することができます。

また、杖の中に日本刀を仕込んだ「仕込み杖」を武器とする、剣術の達人です。

ある日、護は唐突に少女から声を掛けられます。「助けて! 何でもあげるから! 契約期間は、死が二人を分かつまでよ!」と。

訳が分からず戸惑う護でしたが、少女がヤクザに追われているのを見て、契約を受け入れます。

少女の名は遠山遥。的中率90%以上を誇る予知能力者だったのです。遥の置かれた理不尽な現状を知り、護は彼女を助ける決意をしました。

こうして2人は、戦いに身を投じていくのです。

 

作品に流れるハードボイルドな空気感と、格好いいセリフ回し

この作品を読んで印象に残るのは、ハードボイルドな世界観です。

主人公・土方護の、他を寄せ付けない尖った空気感や、物の考え方とかが、そのまま作品の雰囲気になっていると思います。

特筆すべきは、セリフ回しの格好良さ!護の物言いは、冷静で感情に振り回されることのない、まさにハードボイルドな口調です。

落ち着き払っていて、自信溢れる老成した男の魅力を感じます。

と言っても、セリフ回しが格好いいのは護だけではありません。

ヒロインの遠山遥の言葉遣いも、素敵です。彼女の言葉は、端的で無駄がありません。極め付けは、タイトルにもなっているこのセリフ。

「死が2人を分かつまでよ!」

護に助けを求めたときに言った、依頼期間の提示ですが、すごいですよね。ちょっと普通の女の子の頭から出てくるセリフとは思えない。

精神年齢70歳くらい?(笑)

普通ならば、「死」なんて意識する年齢ではない彼女が、どれだけ切迫した状況にあるかが分かります。

このセリフの効果で、護と遥の出会いのシーンが、より緊迫したものに感じられるのです。

 

ハードボイルドだけど、正義感の強い主人公・土方護

主人公・土方護は、目が見えない代わりに、最新テクノロジーを駆使した道具を使用しています。

彼の武器は、仕込み杖。中に日本刀が仕込まれています。というのも、護が剣術の使い手だからなのです。

敵が銃を持っていても、全く動じません。「拳銃なら勝てるとは思わない方がいい」と相手に言い放ち、一撃で倒してしまいます。

それでも、仕込み杖の切れ味がイマイチだと感じ、「おれの腕もまだまだってことか」なんて、ストイックなセリフまで飛び出します。

護は己の腕を磨くことを信条としており、危険な戦場にも喜んで踏み込んでいく男なのです。

見事なまでのハードボイルドキャラですが、突然見知らぬ少女(遥)に助けを乞われ、ヤクザ相手に戦うという、優しくて正義感の強い一面も持っています。

余談ですが、「護」という名前、素敵ですね。遥を守ることが運命付けられているような感じがして。

護の過去や彼の置かれた境遇なども、物語が進むにつれて明らかになっていきますので、その辺りも楽しみに読むことができますよ。

 

護の相棒・井川良太郎と、チーム「ブレード」

護が使用している特殊サングラスや仕込み杖などの製作を行い、彼をサポートしているのが井川良太郎です。

良太郎の見た目は、ドレッドヘアにイレズミ・ピアス。一言でいえば、クラブに居そうな感じですね。もっと言えば、危険ドラックのバイヤーでもしてそうな感じ(笑)

危ない匂いのプンプンする男です。

しかし、最新テクノロジーに精通している有能な技術者であり、遥の素性を短時間で調べ上げたことから、情報収集能力にも長けているようです。

見た目のヤバさに反して、良太郎は頭が良く、意外と常識もある男です。

護と良太郎は、「ブレード」というチームに所属しているのですが、良太郎はブレーン的な存在ですね。

護の良太郎に対する態度を見ていると、信頼関係が築かれていることも分かります。

「ブレード」というチームの目的は、「犯罪者狩り」。警察では解決できない犯罪に関して、強制的に介入し解決する(良太郎 談)という組織です。

遥に「2人は何者なんですか」と聞かれ、良太郎は「正義の味方!」と答えるのに対して、護が「犯罪者だ」と答える凸凹具合が素敵です(笑)

 

ヒロインの遠山遥の持つ特殊能力と、エレメンツ・ネットワーク

護に突如助けを求めた遥ですが、彼女はなんと、「的中率90%以上を誇る予知能力者」でした。その能力を悪用しようとする輩に狙われているというわけですね。

しかし、彼女の予知能力も万能ではありません。

遥にできる予知は、あくまで自分と、自分に関わる人間に関する近未来が見える、というもののようです。

ですが、彼女の身柄には5億もの懸賞金がかけられており、なおかつ家族を殺されるという、残酷な状況に晒されていました。

遥は「エレメンツ・ネットワーク」に保護されることになります。

エレメンツ・ネットワークという組織のメンバーは、「犯罪者に家族を殺された者」。

家族を殺されたのに、加害者は刑務所に入っても7〜8年で出てくる。被害家族は、一生苦しみ続ける。

この不条理を脱却するために、チームとして協力し、犯罪と戦う「自警団」なのです。

この組織はかなり大きいもので、世界を股にかける部隊もあるほど。

護たち「ブレード」は、エレメンツ・ネットワークにおいて、都市犯罪を担当するチームでした。

しかし、遥と関わったことにより、壮大な戦いに身を投じていくことになります。

 

「死が二人を分かつまで」の感想まとめ

ハードボイルドな世界観が、しっかりと作り込まれた作品です。犯罪と戦う巨大な組織の中で、護と遥がどのように戦っていくのか。

手に汗握る展開を楽しめる作品です。

 

こちらの無料で読めるマンガもおすすめだよ!
スマホアプリを使って、無料で読めるマンガを紹介しています。現在、250作品以上あるので、暇つぶしにどうぞ。
無料のマンガ一覧を見てみる⇒
 
\こんなマンガが無料で読める/