幽楽町おばけ駄菓子屋|おばけと人間の絆を描いた物語

「幽楽町おばけ駄菓子屋」のあらすじ・ストーリー

主人公・彼方(かなた)は、大学進学を機に一人暮らしをするための部屋を探していました。

そんな時に出会った猫目ジロー。

なんと彼が「ユウラク町」にある家賃4万円の超破格物件を紹介してくれるというのです。

しかしいざ引っ越しの日、連れて行かれた先はなんと「有楽町」ではなく「幽楽町」!

そこはあの世とこの世の狭間、妖怪たちが住まう町だったのです。

猫目に騙されて常世の食べ物を口にした彼方は、強制的に幽楽町の住人となることに…。

アパートの大家であり駄菓子屋の店主でもある水脈(みお)は不思議な雰囲気を持った優しい男性。

だけど一体これからの生活はどうなってしまうのか…?

 

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幽楽町おばけ駄菓子屋の感想

優しい気持ちになれるストーリー

この作品には幽霊やら妖怪やらがたくさん登場しますが、ホラーものではなく、心温まるファンタジーです。

作品全体の雰囲気は、彼方と水脈が作り出していると言っても過言ではありません。

二人の優しく柔らかい雰囲気が、そのまま作品の雰囲気となっていて、絵柄もそれにピッタリです。

彼方の素直で騙されやすいところや、水脈ののんびりとした空気が、読んでいるだけでほのぼのしてくる癒し系漫画。

シリアスなストーリーの合間にも、ちょこちょことコミカルなシーンが挟まれていたりして、飽きずに読むことができます。

個人的には、彼方とジローのやりとりが好きです。

彼方をからかって遊ぶジローと、すぐに騙されてプンプンしている彼方が面白くて可愛い!

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悲しく切ない結末も

幽楽町でケガレとなってしまった幽霊たちに対しては、基本的に「見ないふり」をするのが鉄則だとジローは言います。

だけど心優しい水脈や彼方は、どうしてもそれを放っておくことが出来ずに手を出してしまう。

私だったら、ジローの言葉に従って見ないふりを徹底するだろうなぁと思います。

だって、結果的には幽霊たちの未練を無くして成仏させてあげることができても、既に死んじゃってる時点でハッピーエンドではないんですよねぇ…。

例え未練を解決できても、自分の体にもダメージが来るし精神的にも切なくやりきれない感情が残ってしまうのに、手を差し伸べ続けられる水脈はすごいと思います。

成仏していった魂たちも、水脈には深く感謝しているはず。

 

彼方の今後を考えてみる

長時間でなければ現世で過ごすこともできる彼方ですが、彼は本当に常世の住人になってしまったのでしょうか?

彼自身、今の暮らしにも馴染んできているようですが、死んでもないのにずっとあの世の住人とか嫌ですよね…。

きっかけがジローに騙されただけという彼方が、このままずっと普通に幽楽町の住人として生きていくとはストーリー上もあまり考えられないので、いつか幽楽町を出たり、もしくは自ら幽楽町で暮らしていきたいと思う日が来るのかもしれません。

この「幽楽町おばけ駄菓子屋」は小説をコミカライズしたものであり、小説版ではすでにストーリーが完結しています。

そっちを読んだことがある人は既に結末もご存知なのでしょうが…漫画版から入った人は、今後の展開がどうなるのか、かなり期待が深まりますね。

 

幽楽町おばけ駄菓子屋の評価・口コミ

(20代・女性・会社員)
読者としては、物語の流れが、初めから分かるような内容なのですが、主人公が何の前触れもなく、いきなり事情を理解してしまうので、ここは読者の想像力に期待されているような感じがしました。 登場人物がとても個性的で話のテンポもいい感じでした。 有楽町と間違えて幽落町に住んでしまうといったコメディ感もとても好きです。 嘘のような話ですが、出てくる駄菓子とかはなんとも懐かしい感じがして、ほっこりする漫画です。 キャラクターも可愛いし、絵が頭に浮かびやすいです。 また、表紙のイラストもとても綺麗でした。 続きが楽しみです。


(30代・女性・会社員)
「幽落町」で新生活を送ることになった主人公とアヤカシとの交流がストーリー展開の醍醐味になっていきます。そして、この話のタイトルにもなっているとおり「不気味な雰囲気」の中で貧乏生活を送っていくというところ、登場人物が基本的にほとんど男(オネエ含む)という日常では起こりえない非現実的な設定がまた読む人の心を沸かせると思います。「ホラー漫画」というわけではありませんが「どことなく奇妙」という要素が大きくジブリ映画が好きな人であればきっと楽しめること間違いなしです。読んでいてとにかく駄菓子が食べたくなってしまいます。


(20代・女性・調理師)
漫画のタイトルは駄菓子屋がついてるからかわいらしいストーリーなのかなと思いましたが、みてみると、絵が大人な感じで少し怖くて、話がこれから複雑になっていくのかなとワクワクしました。 他の作品ではあまりみられないストーリーなので面白かったです。現実の世界にはあり得ない話だけど、出てくる駅の名前は現実にはある駅なので、あれ、本当は一歩外れた道を行くとこういう世界が実はあったりして?など思ってしまいました。おばけたちも昔子供の頃にみてたおばけの本に出てきた登場人物が多くてなんだか懐かしい気持ちにもなりました。


(40代・女性・在宅ワーカー)
かなり不思議な世界が優しく描かれている作品だと思います。 この作品の魅力は、なんといっても駄菓子屋「水無月堂」の主人である水脈の存在です。 物腰がとても柔らかく、ふんわり微笑まれると、それだけで周囲も優しくなれるような、そんな不思議な雰囲気がなんとも魅力的でした。 そして、そんな不思議な世界にうっかりと入り込んでしまった主人公の彼方もまた、水脈とは別の魅力があるキャラクターです。 人間でありながら、不思議な世界を 出入りする事になってしまった、彼方だからこそ、見える風景があるのだと思うんです。 そんな彼らの物語が優しく紡がれるのが魅力的です。


 

「幽楽町おばけ駄菓子屋」が好きな人には「お迎えです。」もおすすめ

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「お迎えです。」は、未練があり自分では成仏できない幽霊たちを、成仏できるように手助けするお話です。

主人公の堤円は、ひょんなことから幽霊を成仏させる手伝いをすることになってしまいました。

円は幽霊を体を貸すことのできる特異体質だということも分かり、次々と成仏のためのアルバイトに駆り出されます。

コメディ要素は強いですが、その中にも心温まる人間ドラマが描かれています。

「お迎えです。」は漫画Parkで無料で読めます。

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「幽楽町おばけ駄菓子屋」の感想・ネタバレまとめ

優しい雰囲気の温かいストーリーが好きな人におすすめ!

この作品は人気小説のコミカライズと言うこともあって、ストーリーがしっかりしているしとても面白いです。

キャラクターもそれぞれに個性があってとても魅力的。

漫画ではややストーリーのテンポが遅いかな?とも思いますが、その分じっくりと読み込むことができてそれも良し!